〜かたることばが歌になる風になる〜

珈琲「ダイハード」を淹れる

私の珈琲の好みは酸味系だ。
人によったら苦味が好きな人も多いと思う。
お料理の酸味は苦手なくせに珈琲は酸味のブレンドに限るのだ。

何でも凝り性の私は、一時期はルピシアの紅茶に嵌り色々飲んでいた。
先日久々に2種類買って紅茶好きな知人の時にはそれをお出しする。



ピアノ連弾の活動を数年前まで一緒にやっていた先輩も女性としては珍しくコーヒー党、しかも同じ酸味系の 「モカブレンド」で気が合っていた。
彼女は知人と一緒に問屋さんからコーヒー豆を纏めて取り寄せていて、私もその中からよく分けて頂いていた。
問屋さんだから1袋500グラムからで、送料無料にするには3袋ぐらい注文せねばならない。
少しずつ値上げはしているがあの当時は100グラム200円ぐらいだったと思う。
先輩との活動を辞めてからは個人で注文している。

数ヶ月前の注文時に色々な種類の豆のチラシが入っていたので、お店の人に説明を聞きながら「モカブレンド」以外に3種類注文して翌日に届いた。






先日の梅田のカフェ・バーンホーフでは名前に惹かれて失敗だったのに、『ダイハード』と『ロイヤル更紗』の珈琲らしからぬ名前に惹かれた。
「モカマタリ」は、関口宏の奥さん西田佐知子の「コーヒールンバ」にも出てくる酸味の代表のコーヒー豆。


そもそも私が珈琲に興味を持ったのは、何十年も以前に頂いたサイホンのセットで、随分これで珈琲を楽しませてもらった。


珈琲の淹れ方は色々あって、サイホン、パーコレーター、ドリップ式など。
サイホンは見た目を楽しむようだが、パーコレーターほどではないが、焚きすぎて珈琲の美味しさを損なうとか、真偽はわからないが私はドリップ式で淹れている。
凝っていた時は、布のフィルターをネットで探し購入して使ったりしていた。
北海道を旅行した時に入った珈琲専門店では、目の前で紅茶の濾し器のように取っ手が付いた布で淹れているのを見た。

淹れ方は、先ずドリッパーに入った豆にほんの少しお湯を垂らして蒸らす。

この時、問屋さんからのは新しい豆なのでふっくらと盛り上がるが、街で売られているパックしたものは大抵古い。喫茶店の店頭で売っているのは回転が速いから良いかもしれないが、中々ふっくらとはならない。

30秒間待って、次に1杯分のお湯を「回し入れ」ではなく真ん中に細く1点になるよう落とす。
出来るだけ高い位置から落とすのが良いそうだ。空気を含ませるとか。
テレビで珈琲を淹れる専門家の講釈だった。そんな凝ったことはしない私の珈琲レポが真実かはわからないが、昔買った小川珈琲のコーヒーメーカーで入れた後の珈琲の粉は、真ん中に直径1センチぐらいの穴があるだけなので、それなりに納得するが、お茶の淹れ方はお湯加減などがあるので、美味しい珈琲店のようにはいかないと思う。

今日飲んだのは「ダイハード」
アメリカの俳優ブルース・ウィルスのヒット映画と同じ名前。
「ダイハード」は『頑固者』『保守主義者』『最後まで抵抗する者』『不死身(なかなか死なない者』の意味らしい。
ブルース・ウィルスが体を張って飛行機の着陸時に、乗客を火災事故の前に救い出すシーンがあったように記憶しているが、『最後まで抵抗する者』『なかなか死なない者』がぴったりだ。
この珈琲、酸味系が好きな私の好みではなく、大そうな名前の割には軽い味だが万人好きしそう。
名前のシールにブルーマウンテンブレンドとあるのに気がついた。私も先輩もブルマンは好みじゃなかった。
街のコーヒー売り場ではブルマンは3倍ぐらい高いので安上がりな珈琲通かもしれない。

世知辛い世の中だが、珈琲、紅茶、日本茶などをゆっくり楽しめる日常があることを幸せに思っている。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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