吉本のライブの後ブラブラ歩いて「梅田三番街」に入る。
私の高校時代か大学時代、うん10年も前の頃に出来たショッピング街だが、心斎橋から難波方面の「ミナミ」をウロウロする私はこの界隈にはあまり馴染みがなかった。
妹と目に付いて入ったオープンな感じの珈琲店「CAFE BAHNHOF」
BAHNHOF(バーンホーフ)とはドイツ語で「駅」の事で、英語のSTATIONは「停留所」と訳すそうだ。昨年行った北ドイツのツアーで、「キュールンスボルン」という駅からSLモーリー号に乗って北欧に近い町まで行ったことを思い出した。
この時の写真の画面に「Bahnsteig」というのがあった。プラットホームの事。


コーヒーを淹れるのが見えるカウンター席は埋まっていて、私たちは、どんなコーヒーでもケーキとセットで1500円、但し1時間限定というテーブル席に着いた。

珍しいというので、メニューの上段にある面白い名前「パナマ ドンパチ ゲイシャ」を妹が、私はその下の「ボリビアNSカルメロ ユフラ」 妹は好きな「モンブラン」私は「フロッケンザーネシュニッテン」というパイナップルクリームに果肉が入った、上にミルフィーユぽい皮が乗ったケーキにした。フロッケンは雪のかけら、ザーネは生クリーム、シュニッテンは細長い切菓子。モンブランはご存知フランスとイタリアの国境に位置する山の名前。


コーヒーの器が目を引いた。
妹の方のカップは「鶺鴒(せきれい)」と「石楠花」
鶺鴒の全体図を撮り損なっていて残念。


私は「四十雀(しじゅうから)」と「茱萸(ぐみ)」の絵で、大倉陶園の器。
大倉陶園は知っているが高級すぎて普段使いの食器ではない。
フランスの磁器「セーブル」の「ブルー」、「大倉」の「ホワイト」と称されるらしい。
妹のコーヒーは、変な酸味の後味があるコーヒーらしい香りのしない、最後まで飲みづらい当たり外れのもの。時間が経つと益々不味くなった。私は酸味と香りが程よい軽めのコーヒー。二つとも何が売りで千円以上するのかわからない。