昨年夏に、高校と大学を一緒に学んだ同級生から頼まれた音楽ボランティア、ほそみっちゃんの急な夏風邪で私一人で臨んだ、大阪市内にあるホームに12月にまた訪問することになった。今度こそはほそみっちゃんとの訪問を実現しようと、彼女が我が家に初めて来て合わすことになった。これまで歌の伴奏合わせでほそみっちゃんのお家に行った時は、彼女の手づくりの冷たいおぜんざいやコーヒーゼリーなどをご馳走になったので、私は久々にクレープを焼いた。もう30年ぐらい焼いているので、クレープ生地の材料の分量はいつかのブログに書いた講談社のお菓子の本通りにはしていない。クレープはできるだけ薄い方が良いので、私はこの本の牛乳の量を自分流に若干多めにしている。
基本は小麦粉60g、卵1個と半分、牛乳4分の3カップ(150cc)、砂糖大さじ1杯半、バター大さじ1杯半、塩少々。
私はこれらの倍の量にして、牛乳は400cc強にしてシャブシャブした感じの生地を作っている。お玉に8割強の生地を入れ、少し熱したフライパンに一気に入れ、フライパンを回して生地を伸ばす。
フライパン側の生地の表面に満遍なく焦げ目がいくようフライパンを火の上で揺らす。生地の表面が乾き、端っこに少し焦げ目が見えたら、生地のヘリをおはしなどで少しはがすようにして、乾いた布巾の上にひっくり返す。粗熱が取れたらお皿に移す。
15枚焼けた。春はいちごを入れたりするが、今回初めてアップルパイの時のようにリンゴを煮たものを、ホイップクリームと混ぜてクレープで包んだ。
リンゴを煮る時レモンの絞り汁を入れるので、ホイップクリームに程よい酸味が加わり甘ったるくならない。ご主人の隆先生のお土産用に8個をラップする。