はいりさんの頭の中

何を考えてるかよく分からないはいりさん。
今日は、学力テスト。
このために、毎日毎日自主学習してきました。
時計の問題。
一万を超える数。
単位の問題。
・・・でなかったらしい。
でもね、はいりの説明がよく分からん。
算数は全部書けたって。
合ってるかどうかなんて分からない。
ただ、書いた。
国語は、作文と漢字がわからんやったって。
はいりさん。
自由に作文書くには別にいいんだけど、決まり事や指示（こういう言葉を入れなさいとかいう）があると、頭が真っ白になるらしい。
あ〜あ・・・
期待なんてしません。
だって、はいりさんですから。
覚悟はしています。





そんなはいりさんの今日の宿題の一つ。
テーマは今月を振り返っての作文。
今月は消しゴムが減ったね。
ママは、それってはいりがいっぱい勉強したって証拠なんやない？って言ったんだけど・・・
はいりは、そういう問題じゃなかったらしい。



よく分かりませんが、消しゴム君にとっては、いい働きができ、いい月だったんじゃないかって。
いやいや、体を削らせるなよ。
長生きしたいんじゃない？って言ったんだけど
いやいや、役割果たしたいやろ！って。
フゥ〜ん・・・そういう考えだそう。


で、もう一人。
学校で、友達のいいところを書くってのがあったらしく、
ハルヒは7人がハルヒのことを書いてくれたそう。
「そうなん！あんたのいいとこあるん？ママわからんから知りたいわ！後で教えて」と・・・
はいりを塾に送って行って帰ると・・・
鍵を閉められ、チェーンまでかけられてる。
ふざけるな！
開けろ！！
外から叫ぶと、開けてきたけど・・・
泣いてる・・・
ハァ？！
弟を蹴り飛ばす。
言いうこと全くきかん。
暴言ばかり。
弟のものを黙って取る。
態度悪い。
「そんなあんたのいいところなんて、ママは全く思いつかんわ！だから、教えて欲しい！ママに、ハルヒ学校でちゃんとしてるんやねって教えてよ」
というも、悪態。
腹が立ってきてね・・・
「あんたの日頃の様子を見て、いいとこ見つけろって方が無理な問題じゃ！ふざけるな！まず、人の目を見て話せ！」
ブチ切れですよ。
でもね・・・散々怒って・・・
「ハルヒよかったやん。友達がいいところ言ってくれるって、嬉しいことやん。だから、ママも知りたいんよ」って。
抱きしめてやりましたよ。
そしたら、今度は触るな的なこと言ってくるから・・・また腹がたつ。
一つはわかるよ。きっと英語がよくできるってことやろ？というと・・・
「正解。でも、それは一人くらいやった」って。
・・・
それ以外、ママは全く思いつきません。
何だろうね？
ハルヒのいいところ。
そして思う・・・
いいところ書いてくれた友達って、きっと同じ小学校出身の子じゃなく、中学から一緒になった子じゃない？
・・・多分ね。