今週は散歩を兼ねて2回まつぶし緑の丘公園に行ってきました。
野鳥観察を始めてから最初の冬が行き過ぎ、そしてこれまた初めての春を迎えています。
コガモは数羽を残すのみです。オナガガモもほとんど見かけることができません。
アトリは2月で姿を消したと思われます。
月曜日にはヨシ原に群がっていたオオジュリンも、週の後半には激減してしまいました。
これからも多くの鳥たちが北方や高い山へ移動していって、平地は寂しくなるばかり。ひとつのシーズンが終わったことを実感しています。
そのかわり、残っている小鳥たちがここのところ俄然元気になりました。
ウグイスは動作クロックが2倍にでもなったかのような素早い動きをします。カメラで追い切れなくなりました。
セキレイしかり、ジョウビタキまでも飛んでいる虫をフライングキャッチで捕らえるありさまです。
また、おしなべて鳴き声も大きく、力強くなっています。
気温が上がって活動的になったということもあるでしょう。それと加えて餌となる虫や木の芽なども非常にふえましたから、バクバク食べてエネルギーが体にみなぎっていることもはつらつとした動きの理由ではないかと思います。
アオジはまだいました。
曇天のもと、先日カワラヒワが水浴びしていた水たまりで、アオジがひとりでバシャバシャやっています。
カラスに追われることもなく、トビが沼の上空を旋回して食べ物を探していました。
マガモたちは、トビが急降下して接近したときだけ少し慌てた様子でガーガーと鳴いていましたが、それほど気にしているようには見えませんでした。
ヨシ原越しになってぼやけてしまいましたが、水面で何かをキャッチ。
その後しばらく上空を行ったり来たりしていましたが、カモ狩りをする勇気はなかったようです。
最後は友人のジョウビタキ・メス。