Chitchat Coaching Communication Blog

NPO法人チットチャットが主催する、森コーチの「コーチング入門連続講座」に参加された皆さんのブログ

コーチングは”機能させる”ものじゃない・・?

2008年09月16日 11時30分41秒 | weblog
スタッフのカワイです

ブログ、しばらく北京に行ってて拝見できませんでしたが、久しぶりに見て”おっ!良い感じ"と感じました。


安全安心な場の提供をしっかり浸透させて、もっともっと多くの方のシェアの場になればいいなぁと思います。




僕自身の体験ですが、北京パラに同行して選手とのコミュニケーションを図るときに、今まで特にコーチングのスキルを用いてコミュニケーションを図ったことのない選手にコーチングを使ってみようとしました。

が、しかし

長期間、顔を合わせている遠征期間では、どうしても、お互い”ワニ”になってしまいがち。
僕自身も、ついつい自分の考えや思いを押しつけようとしていたり、相手にいかにコミットメントさせようと操作していたり・・・

その結果、1人の選手と遠征期間中に何度か衝突してしまいました


その選手とここまで深くコミュニケーションを取ったことはなかったので、機能しない面も多々ありました。僕自身コーチングをかじった程度なのに、上手く機能させようとした点が未熟だったと思います。
ただ、そのような深いコミュニケーションをした結果起こった今回の衝突に、選手・僕自身も気づけたことは収穫だったと思います。



そこで、今回の件で僕なりに学んだこと。。

衝突の原因は、僕自身がまだまだクリアリングが出来ていないのもありますが、こちらがコーチングを使って、コミュニケーションを”機能させよう”という意図を持って接していたように感じます。そこに問題があったのかな・・・

どうしても自分で相手をコントロールしてしまおうとしていました。そうなると、選手からコミットメントされたものは、相手(選手)から自主的に沸いてきたものではなく、言わせているような感じになり、結局”機能していない”なぁ・・と。


コーチングは”機能させよう”としてアプローチするんじゃなくて、結果的に”機能している”と感じられることが必要なのかなぁと感じました。


テクニックとして操作するんじゃなくて、ただただ聴き取って、伝えることの難しさが身にしみました。

コーチング。。やっぱり深いです。

最新の画像もっと見る