今の墓地巡りは大垣市東北部・勝山付近です。
この地域には墓石紋に変った傾向が見られます。
顕著なのは「鷹の羽」紋、「澤潟」紋、「下り藤」紋に見られます。
「丸に鷹の羽」は一般的には↓のような形をしています。

ところがこの地域の墓石紋には、一般的な「鷹の羽」紋と一緒に↓の墓石紋も数多く見られます。

羽根の軸が1本の太い線で描かれています。かつ羽根の線が<三本>ではなく<四本>引かれています。
右端の紋は線の数が一段と多い。
「丸に澤潟」「下り藤」は一般的には↓の紋になります。

この地域に来るとその紋は ↓ のような形にもなります。


花弁に<点>というか<斑>が入った形です。
「桐」紋にも見受けられました。
藤紋に<点><斑>が入るのは、「一条家藤」「九条家藤」などにみられますが、それにあやかって点を付けた紋を作ったのでしょうか。
私ども紋の上絵師は、紋帖をよりどころにして紋入れをしています。
もともと紋帖は、全国にある様々な紋を類別し体系化したもので、そこから漏れて掲載されない(日の目をみない)家紋は数多くあります。
そのような紋を私どもは、「見本・何々」紋として描いています。
この地域には墓石紋に変った傾向が見られます。
顕著なのは「鷹の羽」紋、「澤潟」紋、「下り藤」紋に見られます。
「丸に鷹の羽」は一般的には↓のような形をしています。

ところがこの地域の墓石紋には、一般的な「鷹の羽」紋と一緒に↓の墓石紋も数多く見られます。



羽根の軸が1本の太い線で描かれています。かつ羽根の線が<三本>ではなく<四本>引かれています。
右端の紋は線の数が一段と多い。
「丸に澤潟」「下り藤」は一般的には↓の紋になります。


この地域に来るとその紋は ↓ のような形にもなります。





花弁に<点>というか<斑>が入った形です。
「桐」紋にも見受けられました。

藤紋に<点><斑>が入るのは、「一条家藤」「九条家藤」などにみられますが、それにあやかって点を付けた紋を作ったのでしょうか。
私ども紋の上絵師は、紋帖をよりどころにして紋入れをしています。
もともと紋帖は、全国にある様々な紋を類別し体系化したもので、そこから漏れて掲載されない(日の目をみない)家紋は数多くあります。
そのような紋を私どもは、「見本・何々」紋として描いています。