アスリートの限界

フイギア全日本選手権での
浅田真央は復帰ならず、
見ていて痛々しかった。
真央ちゃん自身が
そうであったように
女子フイギアは
１０代から２０代前半の
勝負なんですなぁ。
真央ちゃんも
自分にはまだやり残しがある！と
果敢に復帰したけれど
伸び盛りの若い選手達には
及ばなかった。

頂点を極めて、一線を去る。
これが中々出来んことらしいが
なんとなく分かる気がしやす。
絶頂期に比べ、
数字は落ちて来るけれど
自分はそんなもんやない、
あそこまで行ったんや。
もっと行けるはずや！
でも後輩に追い抜かれて
表彰台の３位。
やがて表彰台にも
届かなくなる。

荒川静香は
金メダルを獲った直後
スパッと引退しやした。
これも身の程をわきまえた
アスリートの判断やろ。
羽生はまだ２１歳
まだ伸びしろがあるやろ。
でもなぁ。
若くして３００点越えを
連発している今が
絶頂期かもしれん。
３００点越えが当たり前と
言われるプレッシャーが
伸びしろを潰してしまうかも
しれまへん。
アスリートの限界は
心技体のいづれかが
凹んだ時なんでしょうな。