ストッパーが必要なのか？

阪神がオスンファンの
獲得交渉を断念したそうな。
賭博容疑の白黒はともかく
球団イメージのダウンは
免れますんわい。
で、急遽代わりのストッパーを
誰にするか
スポーツ紙を賑わしておりやす。
でもなぁ。
改めて考えさせられましたんや。
昔は９回だけのストッパーなんか
おらんやった。
先発投手は完投があたりまえ。
その投手能力が
チームを支えておりやした。
国鉄の金田、西鉄の稲尾
南海のスタルヒン
阪神の村山とバッキー
いつの日からか
投手業が細分化されて
先発、中継ぎ、抑え、と
分業になりやした。
さらに右投げ左投げの優位性から
打者１人だけへの対応も
当たり前になっておりやす。
これはこれで
ゲーム展開に
面白さが増しておりやす。
でもなぁ。
街坂や田中マー君、ダルビッシュ
大谷や藤波が出てきて
先発完投を
事もなげにやりだすと
そうやなぁー
昔はこうやったのや、と
懐かしく思い出されますのや。

グラウンドで守りのつく
９人の選手のうち
投手にかかる重圧と労力は
他の野手の比やおまへん。
それでも相手打者３人だけの仕事は
ちと甘すぎませんかのぉー
せめて打者９人に対応して
「１タスク」でごわしょう。
先発完投型は
３タスクこなせる投手。
投手の評価と年俸は
１タスク、２タスク、３タスクと
順次上がってしかるべきや。

こんなことを言うと
今の野球はなぁー！と
ボカボカに
叩かれそうですわい。