2008年のお話し
上海に来てまだ1カ月ちょっとしか経っていない頃
台湾人歌手のデビットタオが上海でコンサートをするという情報を聞き
どうしても観たくなり、チケットの買い方も知らないのに、行けばなんとかなると思い、
一人でとりあえずコンサート会場まで行ってみた
いや~ビックリ!電車着いたホームからダフ屋がいる・・
当日券なかったらどうしようかという心配も吹っ飛びテンション上がる私
何十人?何百人といるダフ屋からチケットで座席を見ながらどれにしようかなぁ~♪
ここは初めての海外コンサート、ちょっと頑張ってアリーナ席の大人買い~なんて浮き立ちながら・・
もう開演するからと、1280元を800元で売ってる人から購入
わーい、わーいデビットタオの歌が聞ける~なんて一人小躍りしたりして
で、いざ会場ー!と思いきや、
な・ん・と 入口の機械チェックでひっかかり、
「はい!偽物」 と追い出されたのだ
えーーーーーーっ うっそ
日本じゃぼられる事はあっても偽物なんてありえない
え``ーーー
・・・・・・・
そうだった、、ここは中国
来たばかりの私はまだまだ日本モードで甘かった
本当に本当にムカついた
買ったダフ屋も分からない みんな同じ顔に見えるし
半泣きしながら、中国人はどうやってチケットを見分けてるんだろう、、と観察してみた
なんと、ダフ屋と一緒に入口まで行って、チケットが無事通ればお金の受け渡しをする
こういう方法でやるんだー(妙に納得した私)
ここで見ずに帰ったら、もう上海を好きになれないかもしれない、、と思い、
なにがなんでも見て帰ってやる!と思い
今度は一番安い200元くらいのチケットを見つけ、
ダフ屋のおっちゃんに一緒に来てもらい、
無事入場してから柵の間からお金を渡した
そん時のチケット
上が本物で、下が偽物
言っときますが、まったく同じように作られてます
バーコードもすべて
今は日本人向けのフリーペーパーからチケットを買う方法も知ったし、
PCから買う事もできるんでこんな事にはならないと思うけど
800元という高い授業料を払いました。
超ムカついたけど、この経験は私の血と肉(大げさ?)となって、
私の上海生活をたくましいものにしてるんですな
上海で初めて騙された時のお話し・・・皆さんも気をつけて下さい!