福岡県医療用ウィッグ(かつら)を作る再現美容師chikaブログ

美容師のわたし…シングルマザーのわたし…乳ガンだったわたし…更年期障害と闘ったわたし…素直な想いを綴り伝えたい

☆活動作品②☆

2011-09-27 18:28:45 | 協会活動・病気

引き続き作品②です

メイン医療ウィッグのスペアウィッグとして購入された他社ウィッグです
こちらも質感調節しましたバング(前髪)も長めだったので…小柄で可愛らしい雰囲気の患者さまだったので、とてもナチュラルにお似合いでした

翌日から二度目の抗がん剤治療入院されましたが、お元気だとメールを頂きました。

ウィッグ製作中には、色んなお話をしましたね

闘病当時に誓った事(美容師として同じがん患者さんの支援をする事)がご縁あった福岡県でも夢が現実となった今に感謝しました
私と患者さんはがんの中でも極めて厳しいがん細胞でした
もし再発すれば叩ける抗がん剤は少ないです。

私と患者さんとの会話の中では、『がんが見つかってよかったね』『何があっても自身をあきらめずに信じて委ねきろうね』
ともに笑顔でした

極めて厳しいがん細胞に、どうか抗がん剤の効果がありますように

4年半…こうして心身ともに健康で過ごせている私自身の毎日も奇跡だと思ってます

患者さんとの時間や出逢いにも心から感謝してます



☆活動作品①☆

2011-09-27 17:38:23 | 協会活動・病気

先日、乳ガン術前の抗がん剤治療中の患者さまの他社医療ウィッグを2つ創らせて頂きました

先ずは一つ目の作品です
長さは整える位でしたが質感調節とバング(前髪)のカットが主でした。

すでに抗がん剤治療の副作用である脱毛も始まっていたので、患者さまの要望通りに自毛を短くカットしました

ウィッグにまだ不慣れな患者さまには、時間が許す限り何度もウィッグを被り外しの繰り返し作業の中で…ナチュラルにフィットする絶妙な位置を知り覚えてもらいました。
見る見るうちにウィッグを触る手つきが本当に進化されます

患者さまの分身となる貴重な医療ウィッグなので…私自身もつい熱くなってしまいます

次の作品もよければ観てくださいね