海流のなかの島々

狭く浅くな趣味のあれこれを
波の彼方から語ります

「桂ざこば一門会」 @天満天神繁昌亭 6/21

2010-06-25 18:50:10 | 落語
この会は全員ネタおろしをする会らしい。





・桂さん都 「阿弥陀池」
緊張のあまり焦りまくり噛みまくりのさん都くん
聴いてるこっちも手に汗握るわ。もうちょっとゆっくり喋りなはれ。

・桂ひろば 「鷺とり」
お相撲さんのような巨漢に優しいお顔。ドラえもんみたい♪
さん都くんとはうってかわって、ゆっくり間を取った語り。
落ち着いて聴けました。オチが結構コワイ(笑)

・桂出丸 「牛の丸薬」
初めて聴く噺でした。
鼻の穴に胡椒を入れられ、地面に鼻面をこすりつけて苦しむ牛が哀れ(涙)

・桂都んぼ 「厩火事」
おかみさんの出てくる落語好き♪ 
落語家さんが襟をかきあわせてしなを作る姿が色っぽいから。
ドタバタゲラゲラもいいけど、こういうしっとりしたのも好みです。

・桂ざこば 「猫の災難 」
ネタおろしにかなりのプレッシャーを感じていたようです(笑)
この噺も初めて聴いたなぁ。
主人公がどんどん酔っていくのがリアル過ぎて、
ほんとに一杯(いやざこばさんの場合一升か)ひっかけて高座に上がってるみたい。
どうもサゲが上手くいかなかったようで、「もうネタおろし辞めます」と呻いてましたが、
面白かったですよ~、ざこばさん。
私、一番壁際の席だったんですが、途中で横を見てみると、
ズラっと並んだおっちゃんおばちゃん、にーちゃんねーちゃん、
みんなざこばさんを見つめてニコニコ幸せそうな顔してたもん。
落語って偉大です。





久々に来てみたら、ロビーに系図が展示されてました。
吉弥さんはもう二人も弟子がいます。ホント、出世しましたねぇ。
その右のほうにいる桂わかばさんは、
堤真一さんのA-studioを観た方にはお分かりでしょう。
堤さんの同級生で、高校を退学処分にされそうになった原因を作ったヒトです。


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