海流のなかの島々

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波の彼方から語ります

和倉温泉+金沢の旅 その3

2012-12-03 17:34:20 | 

温泉、紅葉、蟹、と観光シーズン真っ只中の金沢はもの凄い人でした。しっとりとした旅もよいですが、景気の悪い昨今、賑やかな雰囲気の方が気持ちが盛り上がりますね。

 

まずは「ひがし茶屋街」へ。かつては殿方が遊んだ街並みが保存されています。カフェやショップになっているところもあれば、現役のお茶屋さんも。

その中の一軒、「懐花楼(かいかろう)」さんへ入りました。ここは「おじゃマップ」で慎吾ちゃんたちが来たらしい。

まずは建物の見学から。朱塗りの階段を2階へ上がり、まずは「朱の間」。(お見苦しいものは隠させていただきました) 今でも夜はお茶屋遊びのお座敷として使われてるそうです。

  

こちらは落ち着いた「群青の間」。(同じくお見苦しいものは…)

1階の一部はカフェとして利用できます。(お見苦しいものは抹消…) 囲炉裏の鉤のところについてる金具が「寿」の文字になってる?

抹茶の白玉クリーム(正式名称は失念)を頂きました♪ 金箔で有名な金沢ゆえ金粉入り。

お見苦しいものが続いたので美しい写真でお口直しを。何かの撮影でしょうか?カメラマンさんが「皆さん撮ってもいいですよ」と言ってたので私も。髪を盛り盛りにしたり襟元にレースを覗かせたりする和装は品が無くて大キライ。やっぱりこういう正統な着付けのほうが美しいですよね~。もちろん加賀友禅?この後花嫁行列も見られたしラッキーでした。赤い和傘を差した花嫁花婿、その後ろにご両親たち親族がぞろぞろ。まわりがジロジロ見るからお父さんたちは恥ずかしそうでした。でもみんな良い笑顔で幸せのおすそわけを頂いた感じ。

 

その後、兼六園へ。芸術的な雪吊りを堪能しました。ほんの数十センチの低木にもしてあったけど、その隣の同じ種類の木にはしてなかったり。この差別はいったいなんなんでしょう。

紅葉も真っ盛り。でもついこの間観た京都のほうが色は美しかったなぁ。20年ほど前に訪れたときは一面真っ白な雪景色で、これは見事でした。

幕末、加賀のお殿様がご母堂の隠居所として建てた成巽閣(せいそんかく)も一画にあります。さりげない絵やギヤマンを配した襖や障子が可愛らしい。寝所のそばの中庭には水の流れがあり、それをかすかに聞きながら眠れるように設計してあったりと、母への愛情たっぷり。こちらもオススメです。

 

以上、旅レポでした。



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