ラブコメが好き過ぎて生きるのがツラい

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この果実は誰のもの

2012-06-16 22:07:41 | 漫画の感想

仙石寛子さんの新刊です!
仙石寛子さんと言えば、三日月の蜜や背伸びして情熱も持っています。
・・・感想書いてなかったので、後日書きますw
さて、感想です。
帯コメントには、
「女同士だなんて怖くなったの・・・」
とのこと。

合唱部の瀬谷さんにダメもとで告白した矢川くん。

なんと、OKされてしまうww

ただし、このOKには理由があって・・・
実は瀬谷さん、女性の先輩と付き合っていたのでした。
しかしその先輩に振られた直後だったこともあり、

あっさりOKされたという事情があったのでした。
そしてそれに戸惑う矢川くん。そりゃねー。。

矢川くんは矢川くんで、純情なんか不器用なのか・・・
先輩とヨリを戻すように言う。
先輩は先輩で、実は「女同士」というのが不安になった、という理由で別れたのでした。

そんな二人に挟まれて、さらに戸惑う瀬谷さん。
「私達、まだ付き合ってるの?」
「両想いじゃないとダメなの?」
と。うーん、なんとも切ないセリフですね・・・

結局、結論としては瀬谷さんと付き合いたい矢川くん。
「俺は瀬谷が好きです!」と伝える矢川くん。
うーん、青春だねーwww

でも、結局「好き」と言えない瀬谷さん。
なんとも微笑ましい二人のこれからは・・・?
というところでこのシリーズは終了です。
うーん、なんとも素敵な読後感を味わう事ができます!

その後は、短編。
様々なシチュで、様々な組み合わせの人達のエピソードを読むことができます。

先生と生徒、という間柄らしい二人。
「大人になったら先生と結婚するんだ!」
と猛烈にアタックしてくる男の子。
終始タジタジになってしまう先生と、アタックしまくる男の子が非常にかわいいですww

他にも、亀と勇者のエピソードや、

羊と女の子とのエピソードなど、

非常にシュールで面白いお話が収録されています。

タイトル作品の「この果実は誰のもの」が、
仙石寛子さんらしい、切なくも儚げな作風だっただけに、
後半の読切作品の独特な雰囲気とのギャップがなんとも言えません。
とはいえ、どちらもそれぞれユニークで非常に満足することが出来ました。
前半と後半とで、二度楽しめたような、そんな素敵な作品でした!
というわけで、前述の2作品についても今度書いておきたいと思います・・・


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