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『津軽の笛とフラメンコギターの世界』in BIT

23日のバック・イン・タウンでのライブも無事終了、お越しいただきありがとうございました!

これまでの私のBITでのライブに来ていただいた方、 ぶん太、さんの青森同郷の知り合いの方、さらに弘前からいらした方(!)まで、 当日ふたを開けてみたら満員近くになり、本当に感謝です。

パーカッションの熊本比呂志さんとトリオでの顔合わせはこの日が最初。 でも不思議とまったく心配がありませんでした。 これまで津軽をはじめ何度も共演を重ねた成果なのかもしれませんし、 先日熊本くんと2人で合わせてすでにばっちりだったというのも あると思うのですが…とにかくすごいステージになりました。

ある種の「安心」があったからこそ、むしろ新しい試みにもチャレンジ。 まず私もこの日のためにソロで新曲を投入。ぶん太さんからも 「縄文」をイメージした即興曲の提案があり、3人でのセッションとなりました。 ぶん太さんが踊る、はねる、唄う、叫ぶ!

東京にいながら、すっかり津軽の空間になったバック・イン・タウン。 ぶん太さんのおかげですばらしい時間になりました。 終わるとやっぱり「やってよかったな!」と元気になってしまいます。

実は当初、今年のバック・イン・タウンでのライブは見送る予定でした。 この2年ほどを通してまた大きな「壁」に当たったというか、 音楽活動の中で自分がリーダーをとるというスタンスには正直、 ひとつの限界を感じていました。

でも年を重ねると不思議なことに、 むしろ「ソロライブ」にこだわらなくてもいいんじゃないか、 と考えるようにもなりました。

これまであまり「ソロ」らしいライブができなかったのは 自分のスキル不足ではなく、むしろそういう「たち」だからだと 気づいたような気もするのです…。 ですからこの壁は「進んでたどりついた」ものだと思っています。

今回のプログラムのコンセプトは、ひとえに「津軽を紹介したい」もので、 「フラメンコギター」というタイトルは捨ててもいいかな、 ぶん太さんにもうプレゼントしてしまおう! 久しぶりに「覚悟」という言葉があてはまった演奏だったのか、 あの夜の演奏は自分の中で、今後の活動に向けての 重要なヒントをくれたような、ちょっとした確信があるのです。

東京から一気に津軽に連れて行ってくれるすばらしい笛師。ぶん太さん、 「津軽」への愛をこんなにストレートに感じるアーティストに出会えて幸せです。

いつも熱いパーカッションでこちらも熱くしてくれる熊本くん、 そして今回宿泊先をお世話していただき、 打ち上げで帰りそびれて、深夜に新宿の歌舞伎町でのラーメンと グリーンプラザのサウナまで一緒に付き合ってくださった池田さん、 ありがとうございました!

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佐藤”縄文”ぶん太、さん(右)と熊本くん

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