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初めて風俗で働いた日

2006-08-21 13:31:21 | 風俗嬢日記
風俗の世界に最初の一歩を踏み出すのは、誰でも安易にできることではないハズ。

必ずそれ相当の理由がなければ、この世界に簡単に手は出せません。

でもその「理由」と「一歩」には、かなりの個人差が出るとチエは思います。
風俗の世界に入る理由で一番多いのは、やっぱり借金。
でもその額も様々です。十万単位から何千万単位まで・・・
「え?それくらいの金額なら、風俗しなくても返せるやん」てゆー子もいれば、
何千万の借金を抱えても、風俗はしない!!と言う子もいます。

「自分が風俗を出来るのかどうか」というボーダーラインは、借金の額と自分の受け入れ許容量で、大分差がでるな・・・と、色んな嬢を見ていて思いました。

チエ自身は、昔からエッチ自体にはそんなに抵抗がなく、どちらかといえばむしろ好きなほうでした。
多額のお金が必要になった時、わりかしすぐに「風俗」という選択肢が出てきたのです。
でももちろん不安はかなりありました。
なんせまったく未知の世界でしたからね!
しかも彼氏もいたし、「これって浮気よりもひどい裏切りじゃないのかな・・・」と。
とりあえず高収入アルバイト雑誌で見つけたテキトーな店に電話をし、1日体験入店をすることにしました。

彼が仕事に行った後、いつも通りバイトに行くように家を出て、風俗店に行きました。
入ってみると、イメージしてたよりずっと清潔感があって消毒の行き届いた爽やかな香りの店内。
男性スタッフも若くてさわやかな人が多く、そこにまず、大きな安心感を得ました。
サービスルームとトイレの案内。
ここも、ホテル並みに綺麗なトイレで、消毒液やウェットティッシュ、におい消しスプレーなんかが所狭しと並んでいて、それぞれ持ち主の女の子の名前が書かれてありました。
そして、最後に女子待機室の紹介。

・・・・なんだここは??・・・

と、思わず凝視してしまうほど、ここだけは汚い無法地帯でした。
毛布に包まって寝てる子、マンガを読んでる子、テレビを見てる子・・・
部屋中にタバコの煙が立ち込め、化粧品やら携帯やらがそこら中に散らばっていました。
でもそこに、「緊張感」はなく、「気楽に働けますよ」的な空気を感じたので、とりあえずは安心しました。

一通り案内が終わり、さていよいよ本題のサービス内容です。
どれだけ綺麗な職場でも、仕事内容が自分で受け入れられなければ働くことはできません!
内容は、BOX型のスペースにお客さんと2人で入り、キスをして服を脱がし、ムードに乗せて全身を舐めながら、69や生尺をしてあげて、お客さんからも責めてもらい、最後は口内発射でイカせてあげてね、というものでした。
「どぅ?出来そう?」
と聞かれ、
(まぁ、いつも彼としてるSEXの、入れないバージョンなんだな)と思ったので、
「はい、大丈夫です。」と答えた。
「そぅ、良かった。じゃあサービス付いてみようか!」
はい。
・・・・・はい??
・・・・・・・・・・・え!?もぅ!?
・・・びっくりした。こっ・・・こころの準備がっっ!!
でも考えてみりゃ、何しに来たのかって、仕事体験に来たんだから当たり前である。
でもやっぱり生まれて初めてのことだからねぇ、緊張しますよ!
いくらエッチ好きの体質だからって、生理的に受け付けない男性が相手の場合は別ですから!!
しかし、自分がどーなるかなんて、やってみなきゃわかりませんからね・・・
覚悟を決めて、サービスに付きました。

体験の最初のお客さんは、出来れば最悪に受け付けないタイプのキモ男がいいと考えていました。
なぜなら、それに耐えることが出来れば、間違いなくこの世界でやっていけるといぅ自信が付くと思ったからです。

付いたのは、40歳前後のアブラギッシュなおじさん。
いい具合にキモ男さんでした。
「いやだ・・・」という気持ちが頭をよぎりましたが、とにかくやらなきゃ!!と思い、挨拶をしました。
話してみると意外と気さくな人で、今日が初めてなんだと伝えると、なんだかすごく喜ばれてしまいました。
しゃべればしゃべるほど、その人に対しての嫌悪感は消えていき、業務的ではなく、自然な流れでキスができました。
感じこそはしませんでしたが、たどたどしくも頑張ってサービスを終えることが出来、お見送りのときには「また来てね」と、自然に笑顔まで出ました。

「どぅだった?」スタッフに聞かれ、
「意外と普通にできました。」とホンネで答えました。
なにか肩の荷がスッと降りた感覚を覚え、開放的でさえあったのです。
「今のお客さんねーすごく喜んでたよ!ほら!アンケート100点だって!!」
見ると、「また必ず来ます」と書かれてありました。

100点なワケがないだろう・・・風俗初体験なのに・・・


そぅ思いましたが、なんだか嬉しくて、
「明日から来れる?」という、スタッフの問いかけに、
「はい。」と無意識に答えている自分がいました。

これが風俗嬢チエの、誕生の瞬間でした。

このあと待ち構えている数々の怖い体験や、鬱に陥ってしまう事などは、
まだ知る由もないチエチャンの、
風俗初体験日記でした★☆★☆★