今朝、兄が「去年の今頃、大変だったよね」と話始めた。
我が家は、父の介護で大騒ぎだったのだ。
両足が壊死して身体が腐り、ミイラ化した状態の父。
心不全、両足の壊死、高カリウム血症、、、
私達家族、ケアマネさんで、
何処か介護してくれる施設、
又は、療養型病院を必死になって探した。
ところが、父の状態が悪すぎて、
何処も受け入れ困難!と判断なされ、
路頭に迷っていた。
こうなったら仕方ない!
家族みんなで看よう!となった。
兄は、何よりも仕事が最優先だから、
基本、兄嫁さんと私で、、、
(母は2度の脳梗塞により、
身体が不自由なので父の介護は不可能)
父の介護をしながら、母の介護もある。
私自身も仕事を持ち、両親を同時進行で頑張ってた。
父の下のお世話、食事の介助、入浴のお世話、お着替え、、
ある時は、父の止まらぬ下痢を両手で受け取ったこともある。
こういう時って、メチャ忙しくなる。
母が「み○、オムツ交換して欲しいのよ!!」と。
もう、私の手はベトベト、母からは呼ばれる。
父も放置出来ない!仕事に行く時間もある。
お昼の食事も作らなきゃ!
あっ、父のパジャマが、汚れてしまったぁ。
うわぁ!母のパジャマも!!!
汚物で汚れたパジャマは、
洗濯機ではなく、手洗いしか汚れが落ちない。
何から済ませようか?と、頭の中での優先順位をつけて、
1つ1つ、終わらせてた。
どんなに忙しくなっても、
パニックにならず、如何に冷静な判断が出来るか?
平常心を失わないことが大事だと思う。
お昼の食事は、出勤前に作って出掛けた。
お昼間は、兄嫁さんにお願いして、、、
私達の生活を心配して下さった、ケアマネさんが、
訪問看護師さんを紹介して下さった。
1日約30分の訪問看護さんたち。
3人で毎日、来て下さった。
お昼のオムツ交換、足の処置、
身体の状態の管理、、、。
看護師さんが助けて頂くことになり、
私達は、朝と夜だけの介護で、
随分と負担が減って、有難かった。
私達、この訪問看護さんの存在が無かったら、
倒れていたと思う。
私も兄嫁さんも、父が寝ている!と判断していたのだが、
ベテラン看護師さんが
「私達の経験上、非常に危険な状態です。
今すぐ、私から救急要請します!」と、
迅速な判断をして下さった。
この時、本当に危篤だったのだ。
そのまま緊急入院し、一時は持ち堪えたものの、
2ヶ月の入院後の昨年6月、ついに亡くなった。
今、振り返ると、
(あ~、もっとお世話していたら、、)
(あ~、こういう介護のやり方もあったかな?
そしたら、私達も楽チンだし、父も痛みが軽減できたのでは?)
とか色々と思うけど、
その時の私達は、これが最善策だ!と思って、
父の介護を精一杯やり遂げた。
父自身も満足してくれてると思う。
兄嫁さんも本当によく看てくれて、
メチャ感謝している。
大変でしたねぇ。
本当にその大変な様子が目に見えるようです。
よくやり通されましたね。
きっとお父様も天国でありがとうと言っておられますよ。
コメントありがとうございます。
介護生活と仕事の両立は、本当にバタバタした毎日でしたが、
その分、とても充実していたと思います。
父も感謝してくれていると信じております。
介護は本当に大切ですが、家族にはたいへんなことです。
私も両親を見送りましたが、苦労がありました。これはもう、口で言い表されないですよね。
兄嫁さんにも感謝ですし、貴女様の想いやご苦労に頭を下げます。
ken
コメントありがとうございます。
介護生活は、大変なことでしたが、
自分が経験させて頂いたことで、
皆さんの介護の苦労を学べました。
看護師さん、ケアマネさん、兄嫁さん、
の大きな協力があって、成せたことだと感じております。
周りの方々へは本当に感謝でいっぱいです。