不妊治療します!!

2007年12月KLCで授かった子を出産。
2012年4月から新橋夢クリニックで2人目に向けてがんばってます!!

KLC説明会

2006年10月12日 13時50分12秒 | 体外受精 1回目
ずいぶん放置しておりましたー。
といっても、先月のKLCデビューからさほどイベントがなく・・・

先週末(10月7日)に、KLCの説明会に参加してきました。
会場はセンチュリーハイアット東京。KLCから歩いて10分くらいのホテル。
メールで参加申し込みしたけど、受付番号は1200番台。
会場は1500人は入れそうな様子でした。

けど、その会場って言うのが、横ではきれいに着飾ったお姉さんたちが
たくさんいる結婚式会場ばかり。先生の説明の途中でも、壁の向こうから
余興の大きな声が聞こえる。
うーん、他の会場の方がいいと思うのですが。

で、肝心な内容。

第一部は院長先生のお話。
一般的な所見から問題(排卵障害、卵管閉塞、無精子などなど)のない夫婦に
おいて、フーナーテストで良好な場合、100%妊娠する。けど、それでも
妊娠しないのは、それらの検査では分かりえない部分で問題がある。
それは「精子と卵子の出会い」だと。
だから、出会わせてあげればあとは一般の妊娠と何にも変わらない。
というお話。

まあ、内容は納得だけど、それ以上に心をうたれたのは
「どうして、このようにみなさんに『体外受精での妊娠と自然の妊娠』が
 変わらないというのを理解して欲しいか。それは、出産後の育児において
 思い通りにならない時に『ああ、焦って体外受精で授かった子だから』と
 後ろ向きになってしまう人がいるからです。
 それは思い過ごしであって、二人で一生懸命になって授かった命を大切に
 して欲しい。小さなわが子が頼れるのはお母さんしかいないのに、その
 お母さんが納得してなくてはダメだ。」
というようなお言葉。

思わずウルってきちゃいました。
確かに、不妊治療をした夫婦の方が虐待の率が高いという論文が出ています。
私はそれを見たときに「どうして、すごく欲しくて授かった子なのに、虐待?」
と思いましたが、実際は思い通りにならない時に『過ち』として納得しようと
するのが問題なようです。

私は体外受精で赤ちゃんを授かって、その子が大きくなったら、治療のことを
話してあげたいと思います。「すごく欲しくて授かった子なんだよ。」って。


第2部は副院長のお話。
人工授精や体外受精において、排卵誘発剤を使うデメリットを細かく説明
してくれました。私が理解した内容だと、「排卵誘発剤を使うことによって
卵のサイクルを乱し、排卵されずに消滅すべき卵が残って、次周期まで
影響を及ぼす。黄体機能不全というのは、自然な状態では存在しない。
黄体機能不全だから注射を打って体温を維持するなんて、本末転倒。
ホルモン注射を打つ治療は、医者が学生時代に習っていることだから、
なかなか頭から抜けきらない。
というような感じでした。

うーん、確かに~。
排卵誘発&ホルモン補充したら、卵巣腫れたしなぁ。私の体にはあわなかった
んだろうね。よかった。あのまま突き進まなくて。

先生はお二人とも情熱をもって、不妊治療と向かわれているようで
なんだか人としてすごい良いなぁ~って思いました。
来年?には赤坂?新橋?(港区だったような・・・)で成功報酬のみのクリニックを
オープンするとのこと。もちろん、そこで治療を受けられる方は条件付きで
しょうが、産婦人科医であればたいした経験も実績もなく、不妊治療が
できるという現状。そしてその病院がのんのんと治療していることにたいして
革命を起こしたいのだそうです。

旦那様に内容を理解してもらいたくて一緒に行ったけど、お互い前日飲みで
お疲れモード。心地よい温度と暗さで、二人で船漕いでました。

帰りに新宿の北海道系の飲み屋で食事。ちょっと単価は高かったけど
美味しかったー。KLC通いしている間に、いくつお店を開拓できるかな。

さて、明日くらいにフーナーテスト受けに行かなきゃ!!