一緒にババァになるという誓い

▲美脚のキイタン。足を写すのが目的なので、
顔はぶれてもよしとする。

　　ラブカンは４歳で、ツキさんは２歳、キイタンは６日後に１歳を迎えます。

猫さん達によく言うのは、
「あんたたたたた達は、長生きしなよ！」
です。

　猫は２０歳以上のご長寿も可能らしいと、
自分で猫の面倒を見るようになって知りました。

　もし３匹とも２０歳以上生きられれば、
特にツキさんとキイタンはラブカンよりは可能性があるので、
「私と一緒にババァになるんだ！」

　キイタンにはできれば、生まれた場所―私の布団の上で、
長生きをした上で、幸せで安らかに一生を終えてほしいのです。

ケンカになるのに何で一緒に来るのサ？

▲シロタンを上から睨むラブカン。

　ラブカンとシロタン、キイタンとアイちゃんが出会うとケンカする組み合わせです。

　シロタンはラブカンと会えば、毛をむしられて、下手すると流血沙汰に
なるというのに、なぜかラブカンが現われる所に自分から出て来るのです。

　それとも、ラブカンを見て、私がいる事が察知できるからなのでしょうか？

　それにしても、二匹とも出会えば、大声で唸り合い、タイマン張っています。
私がいれば割って入って、ラブカンを抱えて家に入れるのですが、
会社に行っている間はそうもできません。

　人間なら嫌なヤツ、害を与えるヤツとは、会わないようにするものですが、
猫の世界は違うんでしょうか？

３匹とも毎日どこに行ってんだか？

▲ツキさん。食後はお布団へ直行

　　ツキさんは、朝外へと行って、夕方帰宅するパターンが多いです。

　夕ごはんを食べると、すぐに梯子を上ってロフトに敷いてあるお布団へと向かいます。
そしてたいてい朝までそこで眠って過ごすのです。

　昨日から、ツキさんの布団の定位置が変わったようです。
今までは枕の左横に居ましたが、キイタンが生まれてもうすぐ１年だし、
健康でぴちぴちでムチムチ・コロッコロでほとんど同じ大きさまで成長したので、
狭いし、うるさいしで、右側の真ん中～私の足が来る辺りの位置へと移動したようです。

　ツキさんみたいな生活パターンだと私も楽なんで、とてもいいんですけどね。
ツキさん、昼間はどこへと行っているんだろう。
キイタンでも、１００メートルくらい先へと行って遊んでいるみたいだから、
ニャン生経験の多いツキさんはもっと遠くへと行っているんだろうな～。

　ともあれ、２匹ともちゃんとそれぞれ自分で決めた定時に帰って来るし、
ほぼ安定しているので、安心して外へと出していますが。

　でも、パンダ君やキジさんに「変なヤツにつかまんなよ。私以上の…。」
なんて言っていたら、帰って来なくなったので、
ツキさんとキイタンには、
「誰にもつかまんなよ。」
と言って送り出しています。

あんたニャ感謝している

▲ツキさん。
眠りたいだけお眠り。

　ツキさんに聞いてみます。
「去年、野良だった時よりも、幸せになった？」

ツキさんに言ってあげます。
「ツキさんは一緒にいればいる程、いい所が分るね。」

　疲れていれば、休めばいい。
食べたくなれば食べればいい。
遊びたい時に遊べばいい。
感情は素直に表現していい。

　何でもかんでも同時に、いろいろ抱え込んでは事を複雑にしてしまう私に、
別の視点をさりげなく教えてくれるのです。

　案外健康でいられるのは猫さん達のお陰だね。

今夜はウチで休んで行きなさいよ、ラブカン。

▲痛そう～。
何だかんだ言っても、
最後にはウチをあてにしてくれて
嬉しいわっ！

　　昨日の昼に言ったように、ラブカンは夜遅くに帰宅してくれました。

　キイタンやツキさんはドアの前で「開けてー！」
と叫ぶのですぐ分るのですが、ラブカンは無言のまま、私が気付くまで、
ずーっと立ち尽くして待っているのです。
昨日はキイタンが気配に気付いて、ドアの前へと駈けて行ったので分ったのでした。

　ごはんを食べた後、自分から椅子に上って眠ったので、
そのままにしておきました。
擦りむけ方は凄いのですが、以前にもこういう事はあったし、
骨折はしていないようなので、様子を見る事にします。
今日の朝も自分から出て行ってしまったし。

　傷をなめていましたが、猫の舌ってざらざらだから、
痛さ倍増ではないんでしょうか？