ちびっころんず:☆: ~のんびり会報告書~

こんな日本の片隅でも、
沢山の猫さん達との出会いと別れ、そして再会があります。

ダメ猫ママ日記

2008-04-02 20:51:19 | 日々のできごと
▲テーブルの上で眠るキイタンとツキさん。


 キイタンは、あと2ヶ月ほどで1歳になるので、見かけは大人っぽくなって来ました。
でも、しぐさや感情表現を見るにつけ、まだまだ赤ちゃんかな?
と思う事がたびたびあります。

 だから、そばで甘えてくれる内に甘えさせて、パンダやキジの時のように、
たとえ突然の別れが来たとしても後悔しないようにしたいと
いつも思ってはいるのですが…。

 仕事で疲れてお腹がすいている時や、切羽詰っている時に限って甘えて来るので、
ついついきつく叱ってしまうのです。

 キイタンは猫だから涙は出ないでしょうけど、デパートでよく見かける、
小さな子供が大泣きしているかのような鳴き声を出しながら、どこかに隠れてしまうのでした。

 この間もまた叱ってしまって、
その日の夜は就寝時間まで私もむすっとしていました。
キイタンも私の布団へは来ませんでした。

 そして私はこんな夢を見ました。
私はキイタンを誰かにあげようとしていました。
引き取り手が現われましたが、
私は何かと理由をつけて、キイタンを渡しませんでした。

 時々私よりも他の人に飼ってもらった方が、
この子も幸せなのかな?
と思う事があるので、そんな夢を見たのでしょう。
そして心の中ではキイタンが本当は大好きなんでしょう。

 朝が来て、キイタンを外に出してしまったら、
もう帰って来ないのではと思いました。
叱った時に、
「そんなに私の邪魔をするのなら、明日の朝出て行ってもらうよ。
そしてもう戻って来ないでね。」
と言ってしまったのです。

 その日の日中は家の中にいさせましたが、夜は外に出しました。
心配しましたがちゃんと戻って来ました。
その次の日もその次の次の日も、
キイタンは初めて外に出た日と変わらずに、適当な時間を置いて毎日戻って来るのでした。

 考えてみれば、人間の子供が遊びから帰って来た時に、
母親が個人的事情から不機嫌で、甘えたら殴られた、傷付く事を言われたなんて事があったとしたら、
悪いのは絶対母親じゃあないですか?
母親は大人なんだから、自分の事は自分で始末をつけていなくてはならないのに。
それと同じような事を私もしてしまっていたのです。

 だからキイタンにも言いました。
「キイタンは子猫だから私が機嫌の悪い時に近付かないようにしようっていう
タイミングが分らなくても仕方がないし、
キイタンは子猫としてする事をしているだから何も悪くないんだよ。ごめんね。」
「見かけはキイタンの事を怒っているけど、本当は自分で自分の事を怒っているだから、
適当に聞き流していいんだよ。」
と。

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