ハイジと薪ストーブ (ロバヲのマフィン)

北海道の田舎の牛飼い母さんのブログ
北海道和種、ロバ、ビーグルSとの暮らし
2017年ロバヲのマフィン創業

2022-02-04 17:38:52 | Diary
コロナで1年以上も帰省できずに会わないまま
母が亡くなって四十九日が過ぎました。

泣きじゃくる妹からの電話に
事実として話しながらも
間違いだろうってどこかで思いつつ
とりあえず2日分の支度と礼服をかばんに詰め込んで
空港へ。。。

コロナ渦なのに
空港は人がいっぱいで賑わっていて
1人だけ異次元にいるようなテレビの画面でも観ているような
異様な気分で
羽田につきリムジンバスに乗り
妹の旦那の迎えの車に乗り
実家についたのは深夜でちょうど日付がかわった

母に
今着いたよ。
飛行機1時間も遅れちゃってさ。
遅くなっちゃってごめんね。

あれ、大変だったね。お疲れ様。

っていつもなら言ってくれるはずの母は当然目も開けず
何も言ってくれない。

顔を触ると冷たくて
あぁ本当に死んじゃったんだな。。。

9日ほど前に電話で
「春になったら卒業する次男坊と産休にはいる次女と3人で行くからね。」
って話したばかりなのに

おじいちゃんやおばあちゃんが死んじゃった時は
本当にどこかで見守ってくれている気持ちになってたけど
そんな思いはひとつもなく
もう母の意識はどこにもなく
目の前に横たわっているのは
母のまさに亡骸。

膝の手術をして麻酔で眠った時に
死んだら「無」なんだなって認識しちゃったから
母は人生の幕を閉じてもう意識も魂もなく
家族の心の中で生き続けるのです。

友引きだったり火葬場がいっぱいだったりして
葬儀まで5日間母の亡骸と父と過ごしました。

長女が孫っピーたちを連れて毎日来てくれたので
賑やかで助かりました。

妹も毎日来て一緒に母の亡骸に話しかけながら
部屋の片づけをしたりして過ごしました。

遺骨になって帰ってきてからも
父と遺骨になった母と実家で過ごしました。

さだまさしの亭主関白って歌詞
1日だけでもいい 俺より先に逝ってはいけないってその通りだよな。
秋桜って歌 もう少しあなたの子供でいさせてください。
な。いい歌だな。
父が呟いた言葉です。

コロナだからって言っててお母さん死んじゃったから
そんなこと言ってないで四十九日の納骨には来るからね!って言って
帰って来たのに
結局コロナのあまりにもすごい6波に
父を感染させるわけにはいかないからと帰省叶わず
妹家族だけで四十九日と納骨法要をしてもらいました。

残念としかいいようがない。

私のような思いをしている人はたくさんいるんでしょうね。

コロナ時代

さすがに堪えました。

でも落ち込む姿を母は望まないから

元気に頑張ります!



看護師をしながら
父を支え
私と妹を育ててくれた母です。

6人の孫たちと全力で遊んで愛してくれた母!

私も見習って母のように孫たちの記憶に残るように
思い出いっぱい作って全力ばあちゃんになるぞ~~!と色々計画しているこの頃です^^



お母さん ありがとう















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