満ちるは桜。

好きなものを書いてる普通の人日記。

でんでん…(笑)

2017年04月01日 19時13分50秒 | A.B.C-Z
昨日、フミホリ更新してましたね。
何か、一周回って「ほのぼのしてるよフミキュン」。
な、感じなんだけど(笑)。
何か大らかな感じだった(笑)。
ごちホリ先輩本当ニヤつくわ。

そういえば、以前も書きましたが、
戸塚さんの出ていた世田谷のFMラジオは普通に聴けました。
まずそこがありがたかった!
途中、演劇の話をされていて、
本当に誰と誰が話してるのか聞き取れなくなってしまい、
内容的には興味深いのだけど、
聴きながら誰が話してるんだろう?
ってなりつつ聞いていた。声が聴き分けられないの。
完璧にそれぞれ独立して話してない部分があるので。
みなさん何かしら繋がりがあって、
知り合い同士の話を聴いてるようなラジオで、
戸塚さんはこんな感じでお話ししてるんだなーなんて、聴いてました。
全部やりたいんだなって思ってしまうし、
自分よりずっと前からその世界で活躍なさっている、
そんな方を目の前にしてお話ができる嬉しさや楽しさ、
そういう、話を聞くこと自体楽しいだろうなぁ、
って、そんな事を思いつつ。

舞台は楽しみしかないので、
舞台の幕が上がるその日を楽しみに、
私は私の仕事頑張りまーす。

そして!
フミホリに続きついに!!!
伝打伝助更新中!
今ならバックナンバー公開中。
全部読めますのよ。是非是非。
お楽しみもありますから!

今日も伝打伝助更新されてて嬉しいです。
正直、今日は無いと思ってたの!
で、でー!って感じだったの!(笑)
そういう感じも!ってなったの!
いやぁ、これだから伝打伝助好きよ。

STORYも読みました。
テキストが本当に、戸塚さんのファンの方にぜひ読んで欲しい。
私は戸塚さんのファンで良かったなぁ、
って思った。本当に。
そして、やっぱり大好きだなって思った。
戸塚さんありがとう。
あと、そんなに?!回数増えてる!!!
ってなった(笑)。
戸塚さんが話していたことは、
そうだよなぁって思うけれど、
それを戸塚さん本人が言ってくれる嬉しさ、
みたいなのが胸にジンワリとしみる。。。
そして、やっぱりそうだったのかよ〜!!!
って事も書いてる(苦笑)。
STORY買って良かった。
写真も良い!買いです。
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遮光を読んだよ。

2017年04月01日 01時59分20秒 | A.B.C-Z
戸塚さんが話してる〜位の印象、
特に瓶に小指を詰めて持ってるって設定で、

読んでみたいなぁ!


って、まずは読んでみようと決意、本屋へ。
数ページ立ち読み後、購入決意。
(ここで隣の女の人のカバンに火のついたタバコ投げ入れちゃった辺りまで読んだ)
何となく読みやすかったから、これは楽しみと思いつつ、安定の放置。(笑)
数日だよ!買ったのは20日頃だから。
28日の夕方に今日読むと決めて、数ページ読み進める。
でも何となく読み終わりたいなって感じる。

ラジオを聴いてブログ書き終えて、

寝る…ブログ書きながら睡魔に負けたし寝る…(´・ω・`)


って思いながら本の続き読み始める。






以下、感想です〜
ネタバレがっつりしまくってるから気をてけてね〜。





これを読んで


戸塚さんどんな大失恋したの?
戸塚さんどんな闇抱えてるの?

そういった感想を持ってらっしゃる方を見て、
はて、どんな物語なんだと思っていました。
私、戸塚さんがああいう言い方してたから、
中年男性が後生大事に恋人の小指抱えてる話かと思ってたの。
実際は、生きる為に嘘をつくことが当たり前になった青年が、
嘘と本当の境目がどうでもよくなって破滅してく話だった。
彼は、嘘をつくことが当たり前で、
他者のことをどうでもよく思いながら、
でも誰よりも本当は気にしていて、
自分が思う自分を見ている他者の目線が、行動や考えの軸になっているように見えた。
でもね、本音が自分でもわからなくなってきていた彼の中で、
美紀を想う気持ちだけは本当なんだろうと。
まぁ、これは読者の私がそう思いたいだけなんだけど。

自分の本意じゃないことってある。
それはつまり心に嘘をつくことになるわけだ。
彼は子供の頃、他者とうまく付き合っていくための嘘を覚えるよう、言われる。
それは、彼が今後生きていくために必要だから、そうしなさいと強く言われるのだ。
そうしなきゃ生きていかれないって思っていたら、
そのうち何を言っていても、
こういう風に言う事がこの時の私っていう存在には正しい言動なんじゃないか?
もしくは、あたかも本音のような、本当にそう思っているかのように言ってしまったが、
演技をしているに過ぎない、もしくは自己陶酔がひどい、
そう考えてしまうようになった主人公がそこにはいた。
どんな時も私でありながら私ではないような、
そんな不安定な存在として生きている。
それでも、心のどこかで


平凡で典型である事への憧れ
つまり普通の、ごく平凡な暮らしへの憧れ


が、いつも胸の中に渦巻いていて、
そんな思いを満たし、そして幸せにしたいと思う相手こそ、
不慮の交通事故で亡くなってしまった恋人の美紀である。

美紀と本当はしたかったこと。
典型的で、何も特別なことじゃなくて、
でも、本当はしたくてしたくて仕方なかったこと。
そういうことをする前に、
美紀が幸せで嬉しそうな顔をしてくれる前に、
美紀は死んでしまった。

それを、美紀がいないことを、彼は受け入れられないのです。
周囲には、美紀はアメリカへ留学していると言っていて、
そして周りがその事に対して何ら疑いの目を向けない程、
彼は嘘をつくことが上手なのです。

瓶に詰めた小指は美紀、突き詰めれば幸せな思い出そのものであって、
それが消えることは美紀も思い出も全てが消滅してしまう。
でも、同時に冷静な判断もしていて、
こんなことは気持ち悪く思われることだとも理解している。
そんな彼が行き着く先は…みたいな物語。


感情移入することをとにかく許してくれない。
どこまでも突き放してくる。
例えば、女友達の郁美に対して美紀への本当の想いを吐露するシーンがある。
でも、そこで彼は私たち読者にそのまま感情移入させたままにはさせない。

でも、絶対彼は美紀を好きだし愛してると思う。

なんでも客観視し、自分をどこか突き放しながらも、
時々現実に戻りどうしようもなくなる瞬間がある。
そして、その時の状況描写、他者との会話が映像として浮かぶような文章で、
特に、病院で何をしたか問われるシーンなんかはとてもスリリングで楽しい。
世間の目を気にし、どう頑張っても普通の、
彼の言う典型的で平凡な世界にはいないはずの彼は、
美紀のことを考えた時にそれを許される。
大学を卒業し、家族を作り、幸せに暮らす。
特別お金を持っているわけじゃない。
何かしてやれるわけじゃない。
でも、ただ2人で、そしていつか増えるであろう家族とみんなで幸せになる。
そうなりたいを告げた時に美紀は、
どんな顔をして喜んでくれるのだろう。
そう考えること自体が楽しい。
そして、そのことを告げる相手は美紀以外は考えられないのだ。
郁美に言ったことは、彼の本音であって、
それがまた、切ない。

そして、最後彼は美紀へいつもしていたような仕草で、小指にある事をする。
そのシーンを想像すると、正直戸塚さんに演じて欲しいなぁと思う。
正直、ホルマリンを口に含んで大丈夫なの?って不思議だった。実際どうなんでしょう?

郁美に言った彼の本音が胸に来て、
でも演技かよ!ってなって(笑)、
それでも、あのシーンはとても好き。
そして、この人じゃなきゃ…みたいな感情は、
とてもわかるような気がして、
読んでいてとても面白かったです。
コメント
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