五彩池(ごさいち)
長海より1キロほど下ったところにあるのが五彩池だ。面積5645平方メートル、水深6.6メートルで、海抜2995メートルのところにある。
五彩池はなんといってもその無限に変化する色彩の美しさで知られ、九寨溝一と讃えられている。水は冬でも凍らず、雨季や乾燥機でも水位はほとんど変わらない。その理由は、この湖の水が上の長海から地下を伝わってきていることにある。地下は四季を通じてほとんど温度変化がないため、常に安定した水量を保つことが出来る。
炭酸カルシウムを豊富に含む湖水のため、またそれぞれの植物に含まれる葉緑素の量の違いのため、水中で成長している水草はそれぞれに異なった色彩を呈する。そのためこの湖は、紺碧、浅葱、蜜柑色、水色など箇所によって様々な色彩を見せる。太陽が照りつけるとき、風が吹いたり石を投げるなどでさざなみが起こると、更に金紅と薄紫の混ざり合った波紋ができ、非常に煌びやかにみえる。
長海(ちょうかい)
海抜3100メートルのところにある、九寨溝最大の湖。
長海は山に沿って曲がっていった、一番奥深い場所にある。湖の向こうには雪で真っ白になった山の峰やU字型の谷など、典型的な氷河の景観が連なる。鏡のように澄んだ水面や高い雪の峰は壮観で素晴らしい眺めだ。
湖には常に深い青色の水がたたえられているが、水源は雪解け水で、実は排水口は存在しない。それにも拘らず、夏や秋の豪雨の際も決して溢れず、春の日照りでも干上がったりしない。
長海から連綿と続く山々の雪は万年雪で、一年中銀世界になっている。湖に花々が映りこむ春や紅葉の秋の風景等はとりわけ素晴らしいとされるが、一面が雪に覆われる冬の風景は人々を魅了してやまない。このときの長海は厚い氷に覆われ、その上を自動車が走っても割れることはないと言われている。
樹正群海は2~30の小さめの湖が棚田状に連なってできており、高低差は100メートル近くある。柏や松、杉などが密生して、その間を水が流れ落ちていく。湖と滝の、静と動のコントラストが素晴らしい。色彩も鮮やかで、木々の緑、湖水の青、水しぶきの白などが一つの風景の中で溶け合っている。
五花海(ごかかい)
海抜2472メートルの高さにある。一つの湖の中に、卵色、深緑、濃紺など変化に富んだ色彩が同居しており、その自然が作り出す奇観には驚かずにはいられない。全体はまるで羽を広げた孔雀のようにも見える。日のあたった時の美しさはまた格別。
幽林桟道を下っていくと、すぐ見えるのが五花海である。西側に回っての桟道からの眺めが最も良い。桟道にそって右に曲がり、五花海の北岸にそって東に進んでいくと、桟道の終点にたどり着くが、そこが五花海と孔雀河の交わる場所となっている。また環山公路の東南側は、南側から五花海の全体を見渡すことのできるスポットとなっている。
http://www.sctabi.com
長海より1キロほど下ったところにあるのが五彩池だ。面積5645平方メートル、水深6.6メートルで、海抜2995メートルのところにある。
五彩池はなんといってもその無限に変化する色彩の美しさで知られ、九寨溝一と讃えられている。水は冬でも凍らず、雨季や乾燥機でも水位はほとんど変わらない。その理由は、この湖の水が上の長海から地下を伝わってきていることにある。地下は四季を通じてほとんど温度変化がないため、常に安定した水量を保つことが出来る。
炭酸カルシウムを豊富に含む湖水のため、またそれぞれの植物に含まれる葉緑素の量の違いのため、水中で成長している水草はそれぞれに異なった色彩を呈する。そのためこの湖は、紺碧、浅葱、蜜柑色、水色など箇所によって様々な色彩を見せる。太陽が照りつけるとき、風が吹いたり石を投げるなどでさざなみが起こると、更に金紅と薄紫の混ざり合った波紋ができ、非常に煌びやかにみえる。
長海(ちょうかい)
海抜3100メートルのところにある、九寨溝最大の湖。
長海は山に沿って曲がっていった、一番奥深い場所にある。湖の向こうには雪で真っ白になった山の峰やU字型の谷など、典型的な氷河の景観が連なる。鏡のように澄んだ水面や高い雪の峰は壮観で素晴らしい眺めだ。
湖には常に深い青色の水がたたえられているが、水源は雪解け水で、実は排水口は存在しない。それにも拘らず、夏や秋の豪雨の際も決して溢れず、春の日照りでも干上がったりしない。
長海から連綿と続く山々の雪は万年雪で、一年中銀世界になっている。湖に花々が映りこむ春や紅葉の秋の風景等はとりわけ素晴らしいとされるが、一面が雪に覆われる冬の風景は人々を魅了してやまない。このときの長海は厚い氷に覆われ、その上を自動車が走っても割れることはないと言われている。
樹正群海は2~30の小さめの湖が棚田状に連なってできており、高低差は100メートル近くある。柏や松、杉などが密生して、その間を水が流れ落ちていく。湖と滝の、静と動のコントラストが素晴らしい。色彩も鮮やかで、木々の緑、湖水の青、水しぶきの白などが一つの風景の中で溶け合っている。
五花海(ごかかい)
海抜2472メートルの高さにある。一つの湖の中に、卵色、深緑、濃紺など変化に富んだ色彩が同居しており、その自然が作り出す奇観には驚かずにはいられない。全体はまるで羽を広げた孔雀のようにも見える。日のあたった時の美しさはまた格別。
幽林桟道を下っていくと、すぐ見えるのが五花海である。西側に回っての桟道からの眺めが最も良い。桟道にそって右に曲がり、五花海の北岸にそって東に進んでいくと、桟道の終点にたどり着くが、そこが五花海と孔雀河の交わる場所となっている。また環山公路の東南側は、南側から五花海の全体を見渡すことのできるスポットとなっている。
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