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Noblet クラリネット その2

2016年05月01日 | クラリネット-ルブラン

ルブランはだいたい500〜600ドル以上はしますが、値段も500ドル以下で、グラナディラの質の高さ、現行機種にない温かみのある音色を楽しめるノブレについて昔のカタログと一緒に書いてみます。

定番で、よく出てくる機種45と40のカタログ

40と45は設計は同じ、45はスプリングがゴールドプレート仕上げされていて、選りすぐりのグラナディラを使っているとのこと。
トーンホールのアンダーカット、鍛造キー、指が細くても抑えやすいトーンホール設計。組み付けも上位機種と同様、精密に行われているとのこと。
アーティストクォリティを謳っているだけあり、お得感がありますね。
アメリカは、シルバープレートより、ダークな音色のニッケルプレートを好む傾向があるらしく、 ニッケルクロームだからと言って必ずしも下位機種というわけではないようです。
ちなみに、カタログにあるベルに彫刻模様が入った45は、ebayでもなかなか出てこないし、出てきても高価です。 

当時の価格表(1970年ごろ?)

40、45とあって、46〜50はキーが増えたり、フルベームなど特別仕様だったみたいです。

googleで検索してたら、秋田のリペアショップさんが40Mをフルレストアしたのブログ記事にされてました。

300ドルぐらいで60〜80年代の45などは手に入るので、リペア費用を考慮してもファーストチョイスに良い楽器だと思います。

古い順に、D.Noblet,DN.Noblet,N.Noblet,Nobletと言うロゴに変わって行きます。
 

 


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