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HD560Sを買う前にHD559を!

2021年05月28日 | オーディオ&ヘッドフォン

ゼンハイザーのヘッドフォン、HD560Sって人気ですよね。

それまでのHD599って、ヘッドバンドのレザーがボロボロと剥がれてくるんですよね。
長くラフに使うなら、HD558やHD559、HD569みたいなのが良いんですが、HD560Sでそのあたりは解消されたかも。
劣化する消耗部品が交換しやすいHD650シリーズは良いですね、長くきれいに使いたいですもん。

で、この中で、一番の不人気、廉価版であるHD559って、ちょっとの加工でHD560Sに優るとも劣らない音質になるんです!
HD559の同世代モデルである、HD599は余裕で超えるかも。

HD650,HD560S、HD599、HD598と持ってるので聴き比べましたが、加工したHD559はポテンシャル高いです。簡単で元に戻せる加工なので、是非、試してください!

HD559とHD599の特性比較(DIY-audio-Heavenさんより)



HD599とHD560S



 

 

加工方法は簡単で、材料も安価で手に入りやすいので、紹介します。

用意するもの
1.精密ドライバー プラス#0くらい
2.紙テープ ダイソーで十分
3.メラミンスポンジ 2.6mm厚のもの。
4.両面テープ スポンジやプラスチックに貼れるもの。

加工の要点
HD559は、低音が非常に過多です。低音をHD560S並に抑えます。
しかし、実は高音は、HD599以上に出ています。ここは活かします。
HD599と同じ強力なネオジム磁石のドライバーなので、低音をコントロールできれば、HD599を凌ぎます。

加工内容
低音を抑える:ドライバーのマグネット周りの4つの穴を紙テープで塞ぎます。
低音を増やす:ハウジングのネットにメラミンスポンジを貼ります。

ドライバーを、分解したところ、すでに、3つの穴を紙テープで塞いでいます。





メラミンスポンジは、100円で売ってます。


包丁で、2mm厚くらいに切ります。


2mm厚に切ったスポンジを、50mmに切って(50x26x2.0mmの大きさ)両面テープで貼ります。



私は、4つとも塞いで、メラミンスポンジを貼っています。
メラミンスポンジを貼らない場合は、塞ぐのは2つくらいにしないと、低音が足らなくて腰の抜けた音になります。
好みがあると思うので、穴の塞ぐ個数、メラミンスポンジの大きさは、いろいろ調整してみてください。
(スピーカーの自作する人、エアソフトガン用のサイレンサーを自作する人からメラミンスポンジのアイディアはいただきました。)
 
この加工は、元ネタの、"DIY-Audio-Heaven"さんの記事にメラミンスポンジを加えています。
元ネタでは、出過ぎた高音をコンデンサーを使ったフィルターを使って補正するなどあります。
今回、私はリスニングメイン&簡単加工ってことで、メラミンスポンジのフィルターで代用してます。
記事では、穴を塞ぐことで、どのくらい変化するのかも示してくれています。


マグネットの穴を4mmや3mmになるようにリング状のテープを貼れば、2khzくらいが上がるみたいです。
ボーカルをよく聞くなら良いのかも。

HD560Sを買った人の不満として、低音域の不足があるみたいなので、メラミンスポンジ貼ったら、きっと、改善されますよ。
 
HD559って人気ないので、e-イヤホンさんとかでもUsedなら送料込み6000円とかで売られてます。
リスニングヘッドフォンに正解はないと思います。好きな音質は人それぞれ。
値段や数値に惑わされず、自分が心地よい音を信じてみてはいかがでしょうか?
自分の好みに簡単に合わせやすいヘッドフォンなので、ぜひ、やってみてください!

ゼンハイザーのHD 5xxヘッドフォン比較

2021年05月14日 | オーディオ&ヘッドフォン
オーディオ好きじゃないけれど、良いヘッドフォンを一個は買ってみようかな。
となれば、ブランドイメージも良く所有欲も満たされて、ドイツ製で頑丈で10年以上は余裕で使えるSennheiserのヘッドフォンを選ぶ人が多いんじゃ無いでしょうか?

今はフリマアプリあるので片っ端から買ってみました。

その中でも、HD598やHD599の定番以外、HD579、HD559、HD558なども検討する人多いと思うので、メモに書いておきます。

HD558
HD598にサラウンドリフレクターと言うパーツが入ったもの。
超高音をカットして、低音の量感を増やし、リバーブを抑えて聴きやすくしてる。
HD650のコドモみたいな感じで適度な解像度と包み込む中低音で聴きやすい。
探せばフリマで5000円くらいで綺麗なの売ってるので迷ったらこれ。

HD559
これもサラウンドリフレクターが入ってるけどHD558とは違い、低音の量も勢いもかなり増えている。
高音域も出ているので、ロック、ヒップホップ、アニソン、映画鑑賞、FPSゲームで使う人向け。ノリが良いので楽しい。

HD579
HD599のドライバーにサラウンドリフレクターを組み合わせたもの。HD558の後継機種。最高にバランスの良いモデル。
HD650みたいにアコースティックなジャンルをまったり、けどHD558より解像度、低音の締まり欲しいなら、これ。

HD598SE(Amazon限定)
HD598をそのまま色違いにしたもの。
HD599より解像度が高く無い分、エッジが立たず、MP3やそう高音質では無い音源を聴いても粗が目立たず聴きやすいです。

HD598SR(Amazon限定)
HD599のヘッドバンドやハウジングにHD598のドライバーを入れたもの。
ハウジングがHD598は2ピースなのに比べ、HD599は3ピース、煌びやかでHD599にちかい。
頭が大きい人でもフィット感が良い。

プリン色のHD598やクリーム色のHD599はたくさんレビューあると思うので、それ以外の機種についてメモしておきました。

高ければ良いってものじゃ無いので、私はHD558とアンプ経由ならHD650が大好きです。

イタリアの人がHD569も含めてレビューしてます。HD579はHD800の親戚だと素晴らしいと褒めてます。



ゼンハイザー、どれもとても良いと思うので、数値、スペックや値段だけに捕われず、お気に入りをぜひ見つけてください♪