毎日が秋休み。......Eternal fall is here!

芸術の秋、食欲の秋、行楽の秋。毎日が収穫の秋。

2000LX買いました。

2022年07月11日 | クラリネット-ルブラン

2000LXを購入しました!
すべて革製のパッドに交換して、コルク類も全交換しました。
後にBackunのクラリネットへ引き継がれる、ルブランこだわりの機構がすべて詰まったモデルのようです。
LLとは違いスモールボアで、つややかでまとまりがある音色だと思います。
知らなかったんですが、レゾネーター付きなんですね。

画像をたくさん載せておきます。一般的なクラリネットとの機構の違いはR13との比較画像でどうぞ。

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悲運のクラリネット。Leblanc by Backun "Symphonie","Legacy" その魅力。

2016年05月08日 | クラリネット-ルブラン

>>5/7の記事の続き
LeblancUSAのSYMPHONIEで、LEBLANC by Backunの特徴を説明します。

Legacyは、リカルド・モラレス、ラリーコムズ、ジュリアンブリスなど世界的なトッププロも使用していたトッププレミアムモデル。たしか8000ドルくらい。
吹いたことも見たことすらないです。日本発売記念発表会の時も、出てなかったそうな。
Symphonieは、LegacyからRHA♭/E♭キーを省いた以外外観はほとんど同じプレミアムモデル。5000ドルくらい。
どうも、Concertoの流れを受けているようで、抵抗が少なく、エディーダニエルズみたいな太い音色で高音をピアニッシモで吹くのに適した設計みたいです。
USのフォーラムなどで読んだ話では、LegacyとSymphonieは、吹奏感はほとんど変わらないらしく、 バレルがスリムタイプかトラディショナルタイプかで抵抗感が変わっているのかもとのことでした。
Legacyは中古でも5000ドルくらいするのでとても買えない。

あとは、画像付きで、各部の特徴を。

 
これが珍しくて欲しい方も多いはず。
右手でも操作できるC#G#キー 


金メッキのトーンホール。


こちらも金メッキのトーンホール。 
レジスターキーのコルクに刺さっているのは、ヴォイシングピン。
トーンホールからの流れを制御し、タンポからの雑音を打ち消します。

 
OPUS2などから引き継がれたエルゴノミクスキーデザイン。 


Backunにもありますね、キーの曲がり防止プレート。


キーポストに見える黒い点は、ピポッドスキュリュー緩み止めのイモネジ。

LegacyにしてもSymphonieにしても、2004年発売のトスカを意識してデザインされているのは明白で、プレミアム感が満載の非常に所有欲を満たしてくれるモデルだと思います。
ほんの3年ほどしか生産されていないので非常に個体は少ないと思いますし、ルブラン伝統の明るく均一な音色、木質の良さは健在です。
バックンのバレル&ベルが標準仕様なので、好みのものに変えてもボアデザインが崩れることもありません。 
ノナカの参考出展で試奏して、キーデザインとバックンのボア設計に驚いて欲しかったけど、いつ販売されてたの?いつの間に廃盤?っていう、のが正直なところだと思います。

エポックメイキングなクラリネットながら、ルブラン終焉を象徴するモデルですね。 
現在人気のバックンクラリネットのルーツになるモデルだと思います。 

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悲運のクラリネット。Leblanc by Backun "Symphonie","Legacy" プロローグ

2016年05月07日 | クラリネット-ルブラン

ルブランのフランス工場が火災に遭い、1400本以上のクラリネットが焼けました。
その後も、Opus2やConcerto2などを製造していたみたいですが、ついに、2005年頃か、クランポンに工場を売却してしまいます。

そして、新生ルブランとして、革新的なクラリネットとして生まれたのが、SymphonieとLegacyです。
これらは、MorrieBackunの設計により、LeblancUSAで生産され、2006年に発表され2007年ごろから販売されました。 
日本では野中貿易が代理店で、2008年頃のクラリネットフェスタかでSymphonieが参考出展され、今までと違う設計のクラリネットに試奏されたかたはびっくりしたそうです。

Opus2などから引き継ぐエルゴノミクスキーデザイン、抜群のスロート周りの改善、スピーカーホールのボイシングピン、左手でも操作できる特徴的なC#G#キーなどなど、まさにエポックメイキングなクラリネットでしたが、短命に終わってしまいます。

2010年の初め頃、ルブランUSAの工場での生産が止まります。
Backunブランドとして、 プロテジェ、バックン、モバのモデルが販売されることとなります。
現在、ルブランのクラリネットでは、アーティストモデルは生産されていないことになるのです。 

クラリネットの紹介へ続きます。

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Noblet クラリネット その2

2016年05月01日 | クラリネット-ルブラン

ルブランはだいたい500〜600ドル以上はしますが、値段も500ドル以下で、グラナディラの質の高さ、現行機種にない温かみのある音色を楽しめるノブレについて昔のカタログと一緒に書いてみます。

定番で、よく出てくる機種45と40のカタログ

40と45は設計は同じ、45はスプリングがゴールドプレート仕上げされていて、選りすぐりのグラナディラを使っているとのこと。
トーンホールのアンダーカット、鍛造キー、指が細くても抑えやすいトーンホール設計。組み付けも上位機種と同様、精密に行われているとのこと。
アーティストクォリティを謳っているだけあり、お得感がありますね。
アメリカは、シルバープレートより、ダークな音色のニッケルプレートを好む傾向があるらしく、 ニッケルクロームだからと言って必ずしも下位機種というわけではないようです。
ちなみに、カタログにあるベルに彫刻模様が入った45は、ebayでもなかなか出てこないし、出てきても高価です。 

当時の価格表(1970年ごろ?)

40、45とあって、46〜50はキーが増えたり、フルベームなど特別仕様だったみたいです。

googleで検索してたら、秋田のリペアショップさんが40Mをフルレストアしたのブログ記事にされてました。

300ドルぐらいで60〜80年代の45などは手に入るので、リペア費用を考慮してもファーストチョイスに良い楽器だと思います。

古い順に、D.Noblet,DN.Noblet,N.Noblet,Nobletと言うロゴに変わって行きます。
 

 

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狙うべきは、70's以降のルブラン!

2016年03月17日 | クラリネット-ルブラン

ルブランのクラリネットの魅力は、技術力によることも多いです。
その魅力は、音色、音程はさることながら、リペアマンも感心するキーメカニズム、圧倒的なグレナディラの質で、海外でも国内でも感想などを読んでいると、ほとんどそうだと感じます。

ですので、せっかく手に入れるのでしたら、70年代以降に製造されたものを手にされたほうが良いと思います。
1つに、キーのメッキ方法で下地処理が改良されたこと。
銀めっきを剥がすと、ニッケルめっき。その下に銅めっきがあった。とリペアマンから絶賛されるルブランの分厚いメッキは、70年以降の改良だと言われています。
(他のメーカーとは銀めっき液の混合比率か成分も違うようで、硬いめっきのようです。 並べてみるとわかりますが、他のメーカーとは銀めっきの色味が違います。)

そして、高品質なグレナディラと、この分厚いメッキが音色にも影響していると思われているからです。

ですので、よっぽど手に入れたいモデルがあるのなら別として、70年以降のモデルを手にしたほうが良いと思います。

簡単な見分け方は、ルブランのロゴを見ます。

上記のようなブロック体のロゴであれば、改良後のモデルだと思います。
あまり古すぎないモデルを選ぶと、吹いても楽しいモデルに出会えると思います。

古いモデルだと、画像ではけっこう綺麗なキーだなって思って届いたら、わざとキーのめっきを全て落としているものとかあるので要注意ですよ。
ジャズプレイヤーは、そのほうが良いのかもしれませんが、手入れが大変です。 

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Noblet クラリネット

2016年02月16日 | クラリネット-ルブラン
 最近、NOBLETのクラリネットが見直されているようです。
だいたいヤフオクで20000円以下で落札されるイメージでしたが、45MやArtistModelなどものによっては3万とかも。
オーバーホール済みだと6万円くらいから、店頭だとお店でOHされたものが9万とかで出てるのも見ます。

 良く見るモデルは、80年代以降の40Mと45Mですね。
 40Mのスプリングが金メッキになったり、より吟味されたグラナディラを使用したのが45Mみたいです。
80年台の45Mはクラリネット再開した時吹いてましたが、めちゃくちゃ吹き込みやすです。スロートは高めでした。







 70年代はダイヤモンドエンブレムで、artistとかProfessionalがあり45M相当だったそうです。意外と人気です。
40M相当なのは楕円の左右を切り落としたTVスクリーンのようなロゴのもの。

せっかく買うなら40Mじゃなくて45Mを手に入れたいところですね。

 ちなみに、50Mっていうのはカバードキー(フルートやサックスみたいなリングキーのないタイプ)だそうです。
48Mって言うのも見たことありますが、45Mとの違いがわかりませんでした。

 見直されている理由は、
 ①70年代〜90年代にかけて非常に良いグレナディラが使用されていること。
 ②キーがルブラン上位機種に劣らず頑丈。ニッケルメッキ方法が他社に比べて非常に手間がかかっていること。
 (メッキは70年代のいつからか良くなっているらしいです。cf.http://www.clarinetperfection.com/)
 ③ボアデザインが、14.85mmとやや太めのボアであること。

 このあたりでしょうか。

昔のクラリネットで廉価品は、キーが軟弱すぐ曲がるのが多いんですがノブレは鍛造なのか、曲げるのは困難。かなりカチッとしてます。

 あと、密かに人気があるのが27というモデル。
 トーンホールが小さめに作られているそうです。
 Nobletの中でも、年少者向けモデルということで人気のようです。

 ちなみに、Nobletの27というモデルは、こんなロゴです。
 
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2000LXと言う楽器

2013年11月14日 | クラリネット-ルブラン
過去の記事に、コメントいただきました。

opus,concertoが、普通のトリルキー
infinite,2000LXが、ジャンプドトリルキー
ロゴも旧のものと同じなので、2000LXって割とトラディショナルな楽器なのかも知れませんね。
中学生の頃、雑誌に4本並んで広告が出てた記憶がありますが、concerto,infiniteより数万円安く、一番リーズナブルな価格だったような。
あと、キーのカスタム(7リングキーとか)も受け付けてくれる機種だったように覚えています。

社会人になった今、新品の楽器を慣らすの大変だろうなって思ったりします。
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ルブランとバンドレンについて

2012年09月16日 | クラリネット-ルブラン
バンドレンのリードの箱にクラリネットのシルエットが描かれていますよね。
コントラバスクラリネットのリードなんか分かりやすいんですけど、あれってルブランのクラリネットだって知ってました?

ルブランマークの入ったバンドレンの広告


バンドレンはルブランのグループ会社だったみたいです。
今もルブランがスポンサーになっているプレイヤーは、リードもバンドレンがスポンサーになっていることが多いように思います。
LarryCombs,RichardHawkins,ScottKurtzweilとか、EddieDanielsも!
RichardHawkinsさんはマウスピースの製作もされててバンドレンのトラディショナルを基準にしてるみたいです。

余談ですが、RichardHawkinsさんにメールオーダーして"standard"ってマウスピースをアメリカから買って使ってますが、芯があるのにふくよかで響きがありE♭クラリネットのマウスピースまで注文しちゃいました。
"standard"モデルはfacingがあまり長くないみたいでけっこう薄めのリードでも吹けます。ricoの21/2とかでも普通に吹けちゃいます。普段はバンドレンのトラディショナル31/2で私にはちょうど良いです。

何はともあれ、ルブランはvito,noblet,normandyなどの初心者向けモデルが充実してて、欧米のクラリネット人口増加に一役買っているのは確かです。
指の小さな子ども向けのフルカバードキーのクラリネットを販売したり、主婦がキッチンでクラリネットを練習してる広告を出したり、昔の広告を探してると面白いものを見つけます。

クラリネットを始めたら誰もがつまずく、リードの安定供給にも力を入れていたのでしょう。
これからも発展して行って欲しいですね。
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ルブランの楽器ケース

2012年09月09日 | クラリネット-ルブラン
ルブランは、楽器ケースもおしゃれな感じのが多いので、おもしろいです。

基本的に、木製のハードケースなのですが、定番の黒や茶色の本革張り以外にも、いろんな生地が張れた物があります。
織り柄の入ったキャンバスの生成りや楽器ケースっぽくない柄が描かれたもの物もあります。

ルブランのロゴ


E♭とB♭クラリネット用の2個。
モノグラムみたいなかわいい柄です。


ルブランのロゴが入った金具も変わってます。


ぱっと見ただけでは分かりませんが、こうやって開けます。


このケースを売ってくれたアメリカの人は、「娘にクラリネットをねだられて買ったが、大学生の1年間だけしか吹かなかったので、ずっと物置に置いていた。」そうです。

主にアメリカ、イギリスから買って集めてるんですが、欧米の人は無頓着な人が多いのか、シールがベッタリ張られていたりペンキで補修されてたりで、きれいなケースに入った楽器はなかなか見つかりません。

そう言えば、usedのソフトケースが売りに出てて、コメントに『息子が走行中のスクールバスから車外にケースを落としたが、中のクラリネットは無事だった。」と誇らしげにかいてあったのを思い出します。
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フランスルブラン"opus,concerto,infinite"

2012年09月07日 | クラリネット-ルブラン
90年代に発売された"opus,concerto,infinite"モデルの設計について

Tom Ridenourと言う人が、デザインに関わっていたそうです。
http://www.ridenourclarinetproducts.com/
今は、自分の名前でクラリネットを製造しているみたいで、クラリネットの指導者でもあるようです。
サイトの経歴によると1989年から1997年まで期間ルブランの新製品の開発に携わったみたいです。

サイトを見てて面白いのが、クランポンのR13やfestivalのA管に取り付けるとバセットクラリネットになる下管を生産されてます。prestigeでしかバセットクラリネットは生産されてなかったと思うので、R13好きにはちょっと気になる製品では無いでしょうか?意外と安いですしね。

opusは、全てのジョイントのテノンにメタルリングがはめ込まれ、オーケストラ向きの落ち着いた音色
concerto,infiniteは、上管のバレル側テノンのみにメタルリングがはめ込まれ、広がりのある明るい音色
どれも捨てがたいですけど、infiniteは、ルブラン伝統のインライン(ジャンプド)トリルキーを装備した最後の高級機種なので、ルブランファンにとっては特別なクラリネットでしょうね。

音色の問題でopus2やconcerto2ではなく旧型opusやconcertoを好む人も居るのですが、キーの形状というより、いつでも下管のバランスを調整出来るように取り付けられたネジが緩みやすいと言う理由で旧型を使う人も多いみたいです。
旧型のキーも形状が凝っていて抑えやすく、従来のクラリネットに比べたら操作しやすいですから、楽器としてのバランスが良いのでしょう。
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フランスルブラン(90年代以降)

2012年08月25日 | クラリネット-ルブラン
ついでに、90年代以降のモデルについて
90年ごろに発売されたopus,concerto,infinite,2000LX、その後発売のopus2,concerto2,Symphonieなどは、あまり情報がないので、海外の人の感想しか聞くことが無いので私も今から調べたいと思ってます。



最近のフランスルブランではopus,concerto,infinite,2000LXの評価が高いようです。火事に遭う前のモデルだからルブランの売りであるグラナディラの品質が最高だったのでしょう。ただでさえ数が少ないルブランの高級機種なので殆ど中古も殆ど出回りません。

以下は何となく吹いてみての感想ですが、
opusは最高級機種なのでL7の系統
concerto,infiniteはLLの系統のトリルキーの形状違い
2000LXはL200、L300の系統かな?吹いたこと無いです
こんな感じかと思います。価格設定的にも。

もっとフォーカスされても良いクラリネットメーカーなのに、国内サイトでは殆ど体系的な情報がないと言うことに気付き、思い立って情報をまとめてみました。
あとは、手持ちのルブランのロゴやケース、特徴的なメカニズムなどの画像なんかをアップしていきたいと思ってます。

少しでも、フランスルブランのクラリネットを知る人が増えますように。

ちなみに私は、高校生のとき発売されたばかりのopusを吹いて感動して買ってもらいました。
アンサンブルやソロパートに抜群な楽器でした。RCもそうですけど、吹奏楽ではもったいないかも。
クラリネットを習っていた時、先生に「演奏会で使いたいからしばらく貸して!」て言われたことを覚えてます。結局、演奏会での選曲が変わったので貸すことは無かったですが。。。
今でも、自分の癖が良い意味でも悪い意味でも馴染んでて吹きやすい楽器です。
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フランスルブラン(参考サイトなど)

2012年08月25日 | クラリネット-ルブラン
残念ながら、日本のサイトでは殆ど情報が無いです。
なので、海外のサイトで調べています。



http://www.clarinetperfection.com/clsnleblanc.htm
ルブラン大好きな楽器修理屋さんのサイト
シリアルナンバーや、各モデルのボアサイズ、エンブレムの遷移など、これだけで足ります。

http://www.woodwind.org/clarinet/
楽器掲示板で、1番目に紹介したサイトの管理人steveさんが、よく、R13とCenteredToneとルブランのLLを比較して、マウスピースの相性などをコメントされています。
また、その他の方もルブランのクラリネットについて感想やお気に入り理由を書かれています。

http://clarinetcorner.wordpress.com/?s=leblanc
shermanのクラリネットコーナーと言うタイトル通りのサイト。クラリネットに関する質問メール?にshermanさんが答える形式。ルブランのこともよく話題に出てます。

海外の楽器修理屋さんのサイトでは、けっこうルブランの話題は出ているようです。


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フランスルブランL7(L200,L300,185LX)

2012年08月24日 | クラリネット-ルブラン
フランスルブランのクラリネットは大まかに分けて、176(LL)、276(Dynamic)、476(Symphonie)、L7の4系統に分かれる。
4番目は、70年代にR13の対抗馬として開発発表されたL7シリーズ
国内発売モデルの185LXや、L200モデルなどがあり、最終的に逆円錐形ボアになるモデル



モデル名の遷移を大まかに。
第一世代L7 円柱形スモールボア
第二世代L27 L70 このあたりのモデルから逆円錐形ボアになるよう
第三世代L200 L300(185LX) 

L7などは、同時期に販売されていたLLやDynamic-H-に比べ、2割以上高い値段で販売されていた。
最高級機種として、90年代に発売されたオーパス同様、ホワイトシェルのバッジが埋め込まれている。
非常に落ち着いた音色で、L7,L27,L70はなかなかお目にかかれない。

楽器職人によるとL200はR13のルブラン版コピーと評されることもある。L200からは、少し路線を変更したよう。
L200→L300(185LX)→90年代にopusとともに発表された2000LXと続く


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フランスルブラン476(Symphonie)シリーズ

2012年08月24日 | クラリネット-ルブラン
フランスルブランのクラリネットは大まかに分けて、176(LL)、276(Dynamic)、476(Symphonie)、L7の4系統に分かれる

3番目は、476でスモールボアのシリーズ

モデル名の遷移を大まかに。
第一世代Symphonie
第二世代Classic
第三世代Symphonie(3,4と数字が付く)

吹奏楽やオーケストラで使う人のために作られたスモールボアのシリーズ。
476も結構初期からあるシリーズなので、海外では学生の時使ってたという人は多い。
クラシック系と言うことで豪華で立派なケースが付いていたことが多いみたい。



Symphonie、Classicなどのロゴもかっこよく、スモールボアのためまとまりある音色とルブランらしい音程の良さと音色の均一性が魅力。
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フランスルブラン276(Dynamique,Dynamic)シリーズ

2012年08月24日 | クラリネット-ルブラン
フランスルブランのクラリネットは大まかに分けて、176(LL)、276(Dynamic)、476(Symphonie)、L7の4系統に分かれる

2番目は、276でラージボアのシリーズ
Dynamic-H-が有名で、pete foutainモデルへと続く



モデル名の遷移を大まかに。
第一世代Dynamique
第二世代Dynamic
第三世代Dynamic-H-

ジャズクラリネットとして人気が高いが、Dynamiqueなどはオーケストラでも広く使われていたらしい。
素直な音色、とても楽な息の入り方が人気のひみつ。
マウスピースやリガチャーが利きやすいモデルなので、そう言う楽しみもあると思う。

フランスルブランに興味を持ったら、1本は手に入れ吹きたいモデル。
ノーメッキのキーで音が飛ぶ楽器ではないので、クリスタル製マウスピースなどで狭いホールで演奏するのが良いのかも。

セルマーのCenteredTone同様50年代Dynamiqueは非常に良いグラナディラが使われているので、特にオススメだが、物が少ない。
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