マウスピースの重さって、考えたことありますか?
ポマリコのクリスタルマウスピースが一番重くて、バンドレンのエボナイトが一番軽かったです。
同じガラス製でも、ポマリコとオブライアンは結構重さが違いました。
マウスピースの素材、比重は客席で聴く音色にとても影響するらしいので、参考にどうぞ。
マウスピースの重さって、考えたことありますか?
ポマリコのクリスタルマウスピースが一番重くて、バンドレンのエボナイトが一番軽かったです。
同じガラス製でも、ポマリコとオブライアンは結構重さが違いました。
マウスピースの素材、比重は客席で聴く音色にとても影響するらしいので、参考にどうぞ。
Buffet-Chedevilleって聞いたことありますか?
クラリネットメーカーのビュッフェクランポンが作っていたマウスピースです。
シェドヴィルっていうヴィンテージマウスピースで有名なメーカーから仕上げ前のマウスピースをクランポンが仕入れて加工して製品にしてました。
上記の画像で、一番上の3本線の間隔が広いものは、Glotinだそうです。シェドヴィルのものは3本線の間隔が狭い下の2個。
非常に上質なエボナイトでできているので、リフェイスするととても音色がいいと評判のものです。
Cっていうのがモデル名で、だいたい1.20mm/16mmくらいのフェイシングです。
見つけたら、クランポンはマウスピースの仕上げは得意じゃなかったみたいなので、リフェイスに出してみてください。
廃番品やヴィンテージマウスピース。海外のマイナーメーカーって、よくわからなくないですか?
Googleで海外のサイトから当時の販売店用資料やカタログなどを集めてみました。
昔のポマリコ、ルブランのマウスピースなんかも載ってます。
マウスピースの材料、エボナイトはとても摩耗に弱い素材だそうです。
どんなに精密に作っても、1年程度で摩耗でくるってくる。
ESM(クランポンに付属のもの)などのアクリル樹脂は結構強いらしいです。
で、包丁を研ぎなおすようにリフェイスと言って削り直しをしてくれるサービスがあります。
日本では、サックスメインでクラリネットもOKなSericさん、クラリネット専門のLeBonBecさんがあります。
マウスピースを送って、好みを伝えてリフェイスしてもらう方法。
対面で、吹きながら少しずつ調整してもらう方法。
の2種類あります。
どちらも、店頭で並んでいる新品の状態ではありえないくらい寸法を合わせてくれるので、とても吹きやすくなります。
ただ、もともとが歪んだ作りのマウスピースだと寸法合わせも限度があります。
有名奏者選定品を超えるマウスピースをリフェイスで手に入れたければ、吹きやすいものを選んで持ち込みましょう。
対面だと、調整したマウスピースを吹いているのを聞いてもらいながら、再調整を繰り返し、抵抗感や苦手な音域をカバーしてくれるような調整をしてもらえるそうです。
調整してもらった、マウスピース。
下がLBBさん、上は海外のリフェイス職人さん。