自転車屋男 2

神戸で自転車屋を営み
4年半スナックを営んだ
変な男の人生色々日記

「自転車屋の生き物歳時記」植物編」!!「ハンゲショウ」!!

2024-07-01 13:10:18 | 面白ネタ
「7月1日(月)」
「半夏生」

「自転車屋の生き物歳時記」
「植物編」

「ハンゲショウ」

ハンゲショウ
(半夏生、半化粧、学名: Saururus chinensis)は、
ドクダミ科ハンゲショウ属に分類される
多年草の1種である。

カタシログサ (片白草) ともよばれる。

水辺や湿地に生え、
高さ1メートルに達し、葉は互生する。

夏に小さな花が集まった細長い総状花序をつけ、
その周囲の葉が白く変色する。

東アジアから東南アジアに分布し、
日本では本州以南から報告されている。

利尿、解毒、解熱作用がある生薬とされ、
三白草(さんぱくそう)とよばれる。

また観賞用に栽培されることもある。

花期は6~8月。

香りがある小さな花が多数集まり
長さ 10–15 cm の総状花序を形成し、
頂生または葉と対生状につく。

花序は初めは下垂しているが、後に次第に上を向く。

花期になると花序に近い数枚の葉が白くなり
送粉者への広告塔となるが、
花期が終わると再び緑色になる。

蜜腺を欠くが、
花粉を餌とする虫媒花であると考えられ、
ハナアブが訪花することが報告されている。

花序軸には縮毛がある。

花柄は長さ2–3ミリメートル (mm)、
花基部に苞(小苞)があり、
花は両性、花被を欠き、
雄しべは6–7個、雌しべは3–5個の離生心皮からなる。

雌しべは子房上位、
縁辺胎座で各心皮に2個の胚珠をつけ
(1個のみ種子になる)、
花柱の上方内面に柱頭がある。

果実は分離果、1.5–3 mm、
褐色で表面はしわ状、無毛。

種子は楕円形、長さ約 1 mm、
褐色で表面は平滑。

染色体数は 2n = 22。

日本、韓国、中国、ベトナム、台湾、
フィリピンに分布する。

日本では
本州、四国、九州、沖縄から報告されている。

ハンゲショウは
日本全体としては絶滅危惧等に指定されていないが、
生育に適した土地が
減少していることなどによって減少し、
地域によっては絶滅危惧種に指定されている。


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「半夏生(はんげしょう)」!!「七十二候の一つ」!!

2024-07-01 13:09:37 | 面白ネタ
「7月1日(月)」
「半夏生」

「半夏生(はんげしょう)」

半夏生(はんげしょう)は雑節の1つで、
半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃。

様々な地方名があり、
ハゲ、ハンデ、ハゲン、ハゲッショウなどと呼ばれる。

七十二候の1つ
「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、
かつては夏至から数えて11日目としていたが、
現在では天球上の黄経100度の点を
太陽が通過する日となっている。

毎年7月2日頃にあたる。

この頃に降る雨を
「半夏雨」(はんげあめ)と言い、
大雨になることが多い。

地域によっては「半夏水」(はんげみず)とも言う。

なお、
ハンゲショウ(カタシログサ)は
ちょうどこの時期に白い葉をつけることから
名がついたとも言われる。

農家にとっては大事な節目の日で、
この日までに「畑仕事を終える」
「水稲の田植えを終える」目安で、
この日から5日間は休みとする地方もある。

この日は天から毒気が降ると言われ、
井戸に蓋をして毒気を防いだり、
この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。

なお、
七夕にも農作業を休むとする伝承が
多くの地域に伝わる。

三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、
ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、
この時期に農作業を行うことに対する
戒めともなっている。

奈良県の香芝市周辺(大阪府南河内地方でも)では
「はげっしょ」と言い、
農家では小麦を混ぜた餅を作り黄粉をつけて食べる。

田植えを終えた農民が
農作業を無事に終えたことを田の神様に感謝し、
お供え物をして共に食したことが由来とされている。

近畿地方の一部地域では
蛸を食べる習慣があり、
近畿地方各地の小売店が
盛んに販売促進活動を展開している。

2017年より、
日本コナモン協会では、
たこ焼きをはじめ
タコのお好み焼・焼きそば、唐揚、
タコ天うどんなどを促進する
「蛸半夏生キャンペーン」を行っている。

讃岐の農村では
うどんを食べる習慣があり、
1980年に香川県製麺事業協同組合が
7月2日を「うどんの日」に制定している。

福井県大野市では
江戸時代に大野藩藩主がこの時期に
農民に焼き鯖を振舞ったという逸話があり、
現在も大野市を中心とした地域では
半夏生に焼き鯖(半夏生さば)を食べる。

群馬県の一地方では、
ネギ畑に入る事を禁忌とする風習がある。

長野県小川村では、芋汁を食べる。

永平寺では、
大布薩講式(大布薩会を修行して、
常日頃の行李を顧み、懺悔する日)が行われる。


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