那須のとある場所 紅葉定点観察２０１３年１１月３日

テレビでは

「那須の紅葉の見ごろは終わった」扱いになっている。


見ごろって何なの？


いかにも「茶臼岳」の紅葉が落葉になれば＝那須は終わり・・・

みたいな報道の仕方ってどうなの？


そう思いませんか？


那須高原の紅葉の楽しみ方は

山から平地へ順々に色が変遷してゆく「紅葉のカーペット」にあると思う。


那須の関係者の方々が

いまでも那須のピンポイントの紅葉を

ブログ等で更新されている。


那須の紅葉は「決して終わっていません！」


季節は冬になりました。


１１月３日、

僕らは自然を改めて満喫するために

那須へドライブに出かけました。


毎年、訪れる定点観察の場所。


紅葉は観れればラッキー。


その時の風景が


僕らの那須の原風景。





殺生石を越え

旧料金所付近。


奥那須は９月から紅葉が進行します。


なので


１１月になればこんな感じです。


ただ・・・


自然はうそをつきません。


その時を見届けることで


今年の夏が暑かったか、寒かったかがわかるのです。





恋人の聖地・那須高原展望台。





カエデは落葉し、下界へ下っておりました。





旧・那須ホテル敷地は

まだまだ、かすかに色づいておりました。




山は間もなく雪化粧ですね。



最後の朱。





続いては

那須ファミリースキー場入口。


そして





駒止の滝。





１１月３日の様子です。





この実はナンノ実？


・・・

さて移動です(笑)


続いては





ここ・・・











台風の影響で倒木もありますが





ここが僕らの定点観察ポイント。


さすがに遅かったようで


昨年よりも落葉しておりました。





黄色が輝く





ここは「つつじ大吊り橋」の上。








これ、お気に入り。





吊り橋からの茶臼岳。




このワンちゃん


怖くて震えて・・・


ここでリタイア・・・





赤黄ミックス





よくみると枯れているものも・・・






最後は那須湯本・温泉神社。














やはり枯れていました。


気温が思ったより下がらなかったのが影響しているのでしょうか。





こちらの脱色は

あともう少し。


紅葉は自然が決めることです。


人間が「色づきの良し悪し」を決めるものではありません。


もし


くっきり脱色されていないとしたら


温度が高いとか


日照時間が少ないとか


自然の警鐘を


人間は気づくべきだと考えます。



仕事の休みにあわせて

紅葉は「見ごろ」と呼ばれる色づきをしてはくれません。


その時に巡り合った色が

今年の色、そのものです。


その色は決して悪いものではなく


その時にしか出せない


今年の紅葉の色、なんです。


カエデの青葉も


落葉する姿も


紅葉はすべてにおいて美しい。



まだまだ那須の紅葉は終わらない。


あなただけの紅葉は


まだそこにきっとあるはず。。。