栃木発「ちゃりあん」ブログ

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紅葉情報2013! 那須塩原市・「大山参道」「大山公園」編 7週目 10月26日

2013年10月27日 21時57分20秒 | 紅葉
先週の台風26号に次いで

今回は27号・28号ときた。


風と雨は

樹木にとっては「季節を感じさせるシグナル」であるが

やはり

強すぎたり、多すぎたりすると

ただの凶器でしかない。


カエデは

紅くなったからといって

すべてが風に弱いわけではない。


離層、という「葉を落とすために分離する層」がはっきりしない限り

葉はそのまま枝にぶらさがったままとなる。


だが

さすがに葉を落とすための処理中である。

台風などの「ふるい落とし」にかかれば


青葉であっても

落とされてしまう。


2週連続の台風は

倒木をもたらし

葉を弱らせた。



10月になっても

三寒四温のサイクルがあまりよく循環していないため

気温はやや暖かめ。

カエデは病気にもかかりやすく

枯れるものも少なくないのが現状だ。





トイレ側。




あまり変化は感じられないが

青葉にやや赤みが増してきていることがわかる。



今年は全国的に「1週間程度紅葉は早い」というけれど

ここでは

平年並みと僕は見ている。




慰霊塔側。



台風の影響か

青葉のまま落葉するものも多くみられる。




鉄棒近くの樹。

一部は紅葉前に枯れてしまっている。




拡大する。




西側参道入り口より。




風雨による落葉とみられる。



西側では

この角度が

紅葉の最前線になるとみられる。




定点木に変化なし。



近くの樹では

青からムラサキに変わりつつある葉が。




雨が多く

すぐにコケがこんなにも。




東側参道入り口から。



こちらは限定的ですが

まもなく紅葉期に入ります。



自然にではなく

風雨で落ちることも

カエデにとっては

やむを得ないことである。


葉を落とすこと、そのものが

紅葉の役割であるから。





これから


暖かい日と


寒い朝を繰り返すと


くっきりとした紅になってゆく。





こちらは

青からムラサキへの途中。





オオモミジは

青から黄色への転換点に。




病気にはとても弱く

一部を茶色く焦がして

落葉することが多い。





過去に伐採された樹の跡。


この樹は


紅葉前にすべて枯れて

落葉した病気にかかった樹であった。




青からオレンジ色へ。




果実もまだ見ることができます。





休日ベースでいえば

今年のピークは

11月23日・24日になると見込まれますが

気象条件によっては

16日・17日からいい感じになることも考えられます。


倒木により

やや「スカスカ」になってしまった感はありますが


それでも


自然の雄姿を


ぜひ、あなたの目でお確かめください。





教習所側から見える

イチョウとの3色葉も

チェックですよ。

では


また来週。



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