初雪

会社を出ると、はらはら白いものが・・・

雪？　そう、雪だ。
そう言えば、ちょっと空気がひんやりとする。

10日からセーターorカーディガンを着用。
コートはまだ着ない。
もっと寒くなるのはこれからだから・・・
今のところ、やはり実験は成功。
冬の初めの薄着は耐寒性がつく。
今日も寒く感じない。

でも、本当は厚着が嫌いなだけ。
会社の受付でいちいち脱いで、
コートを持って歩くのが嫌いなだけ。
もちろんもっと寒くなったら着ますけど。

真上を見ると、舞い降りてくる雪。
きれいだ。
人工のライトアップの比でない。
肌に触れる冷たさ。
冷たいけど、
なぜか暖かい触感がそこにある。

人口の光は、いっけん暖かく見えるけど、
実は、冷たい。
きれいに見えているだけだ。
そんな気がする。

ほんのりと暖かい心を持っている人に、
雪が溶かしてもらおうと舞い降りてくる、

そう、
白い姿は本当の姿ではないのだから、

きっと、
透きとおった、
清く流れる水の一滴になるために、
雪は舞い降りてくるのだから・・・