「brewing the perfect cup of tea」チャージ

「brewing the perfect cup of tea」

完璧なお茶を入れること。

そう、私もそうありたいと思っていました。

でも紅茶は生き物です。

茶葉によってはもちろんのこと、同じ茶葉を使っても、同じ人がいれても、いつも同じようには入りません。

いれる人の気分によって、お水によって、火加減によって、
お天気によって、あらゆる要素でお味が変わってくるのです。

だから私は、始めから完璧な紅茶などないと思っています。

心をこめて、その時出来るベストな方法でいれればそれでいいのです。

「do your best」

小さいころからその時出来るすべての力を精一杯だして、ベストを尽くすよう教えられてきたけれど、
今、はたしてこの考えは正しかったのかと考えました。

お茶と同じ。
完璧なんてないのです。

自分が決めた限られたことだけにベストを尽くし、あとはただ、やればいいのです。
あとはただ、やることだけでもう、褒めてあげていいのです。
そんなにあれもこれも精いっぱいしていたら、無理が生じてくるでしょう。

週末から体調を崩して三日間どこへも行かず、寝ていました。
悲しいくらい何もできないでいたことで、
見えなかったことが見えました。

息子と主人が洗濯をして、出前を取っってくれたり、おかゆを作ってくれたり。

ぼんやり何もしない時間。
チャージする時間もまた学びです。

そんなにがむしゃらでなくてもいいのかな。
やけに青い空が恋しいです。