「紅茶とお菓子の甘い日々」

春はあけぼの

春はあけぼの。
やうやうしろくなり行く、
山ぎはすこしあかりて、
むらさきだちたる雲の
ほそくたなびきたる。

清少納言、枕草子の一節です。



春は明け方が良いといった意味合いです。

ちなみに、枕草子では、
秋は夕暮れ。
夏は夜。
とあるのですよ。
季節の移ろいは自然と一体に見れば、なんて美しく価値があるものなのでしょう。

宇治の平等院は雨でした。



宇治中のお茶屋さんを訪ねて、
貴重な和紅茶を探してきました。


歴史の深いお茶屋さん、一保堂さんでは、お煎茶、焙じ茶、玉露の淹れ方を丁寧に教えていただきました。


焙煎の仕方でまるで珈琲のように香ばしく出来上がります。

京都のお煎茶は緑ではなく、黄色い色をしています。

お菓子の村上開新堂さんにも伺いました。



開新堂さんのカフェで一休み。
ロシアンケーキと呼ばれるビスケットと蜜柑のゼリーをいただきました。

今回の旅の目的は母への親孝行も含まれています。

京都三大名旅館でもある、柊家さんに泊まる事が出来たのは大変幸福な事でした。

おもてなしの心を表す
「来者如帰」の書。
来る人が家に帰って来たようにもてなすというこの言葉は、
私のお教室の目指すところでもあります。

6代目女将ともお話しさせていただきました。

川端康成さんも常宿にされていたというお部屋に泊まりました。


母と二人旅。
母は珍しく饒舌で、こんな機会でもなければ、なかなか話せない深〜い話が出来ました。

錦市場で食材を買って、
京都のティーパーティーの構想を企てます。

「春はあけぼの京都のアフタヌーンティーレッスン」は3月16日土曜日23日土曜日28日木曜日他
全て11時半よりスタートです。

人生は色々あるけれど、
皆さまの心にも春が訪れますように。。。

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