別れの時(旅立ちの時)～回想～

以前、結婚前に相方の元へ嫁ぐ前に別のサイトで書いていたブログを掲載します。


住んでいたアパートの最後の掃除を親代わりだった叔父、叔母とやった後、アパートを出てから３人とも努めて明るく話してました。

お昼を抜いていたので３人でラーメンを食べました。

やっぱりホロッと泣きそうになるのをグッと我慢しました。

駅に近付いてきて３人とも無言になり、車から降りたら、運転していた叔父は泣くのを我慢して「気をつけていきな」
叔母はグッと手を握り締め、泣いてました。「まだ実感がわかんない。泣かないつもりだったのに」
私「18歳からお世話になりました。ありがとう」
泣きながら駅に行きました。



東京駅に向かう途中、いつもの風景がもう戻ってこないのかと思うと泣きそうになってしまいました。

東京駅に着いたら切符売場が長蛇の列。新幹線の空席状況はすべて❌。だめなのかな、と思ったら、係員さんが「お客様はラッキーでしたよ、偶然キャンセル分が一枚取れましたよ」

もう、この風景も遊びに行くんじゃないんだな、帰ってこないんだな…と思うと涙が出そうになりました。

そして慌ただしい中、ホームで叔母に電話して「お世話になりました。ありがとうございました。幸せになります」と最後の感謝の気持ちを伝えました。

新幹線に乗り、そして静かに発車しました。

バイバイ、東京
バイバイ、私の青春


そして…

私の第２章が始まります。