「家門の栄光」最終回

（上の写真は、ダナとガンソクが面白い振りで歌っているところです。結構好きな場面）

耳慣れない宗家（大本家）という家族を通して、
毎朝の祖先へのお供えから始まって、
その伝統的な行事に驚きながら、
彼らが大切にしていること、
実は、我らがちょっと忘れそうになっていること、
そんなことを　見せてくれたかな！

評判の良かったドラマです。
人に「良いから～～」と言われて見始めたのですが。
最初、このドラマのゆったりとしたペースに合いません。　途中、リタイア気味のところを我慢していくと・・・
これが、後から後から・・・　　じわじわと　噛みしめて虜になっちゃう！　そんなドラマで、不思議な魅力がありました。

登場人物は、主役のパク・シフ演じるイ・ガンソクとユン・ジョンヒ演じるハ・ダナの他に、　それぞれの家族、兄弟、妹・・・　最後には、皆が主人公で
どの人が欠けても、このドラマの味が出なかったのではないだろうかと思いました。

中盤では、上の二人の恋の行方が気になり、　胸キューンも味わせ頂きました。
イ家の二人の結婚に対する反対も、　強烈か？と覚悟していると・・・
イ家の夫婦も　カラっとした良い奴で～～～～

精神に傷のある妹君も、徐々に自分で克服していきます。　イエ、もちろん大好きな彼の助けで・・・
この二人がカップルになっていく様子もほほえましく

ハ家の双子の結婚に関しても
お似合いの二カップルが誕生で。
お兄ちゃんの方は　子供が産めない若い娘との結婚に際して・・・　それを『自分に異常があって出来ない』と言ってのけるあたり。
後で、これを事実にしようと話すおじいちゃん。　うならせますです。

家系図にのっている人たちというのは、　
血で繋がっているだけでなく、
愛情で繋がっているのだ・・・・と　いう大事なメッセージも　あるようです。

最終話で　おじいちゃんが実はこの家の血筋ではないことが明らかになります。
って、お母さんは嫁だから、事故で出来た子供は　よその子って事になるのでしょうね。
それでも、おじいちゃんのお父さんが「愛するお母さんの産んだ子は　自分の子だ」と大事に育てた話・・・
その気持ちを胸に収めて　生きてきたおじいちゃんの　物分かりのよさが気持ちの良いドラマでした。

また元に戻って・・・
ダナとガンソクの二人の恋。
　ダナの音痴なのとか、ガンソクが　ぬいぐるみをおもちゃの鉄砲でなかなか取ってあげられないのとか・・・・　　可愛い、そして、笑えるシーンも盛り込みつつ・・・・
カリスマオーラを出していた　パク・シフ君、　結婚したら、オーラ消失で、禁欲を解かれて・・・

また、ダナが・・・
最近出てくるような我儘娘ではなく、
なんでも心得ていて、
相手の心を見抜いて　一歩先を読んで待っていてくれるような女性で・・・・（理想です）
ガンソクが惚れるはずです。


生きていく上に大事なものを見失ってはいけない物、事。
周りに惑わされずに守っていく物、事。
何より暖かい家族と手抜きのない食事、家事。
そんなことを考えさせてくれるドラマでした。

それにしてもセリフでしっかりと語ってくれるドラマだったので、
俳優さんたちは　覚える量が多かったのではないでしょうか？


今後も一週間に一回ぐらいまた会いたい・・・・皆です。

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