ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

昭和の母になる

2007年05月21日 | 支援員の仕事
支援の仕事を始めてから、ずっと暗い気持ちで
暮らしていました。

でも、ある日突然
「これではいけない!!!」
と本来の私が立ち上がりました。

暗い気持ちの最中でも「これではいけない・・・」と
毎日思っていて、自分がすべきことだって
いろいろ思いついていたのですが、
行動に移すパワーが底を尽くほど弱っていました。

よく「こうなる前に相談してくれれば・・・」
とか言うけど、相談できる力が残っていれば、
そうはならないんだね・・・と今回の件で知りました。

GWにゆっくりしたのがよかったのか、
それとも5月に入って4月ほど用事が立て込んでなかったのが
よかったのか、行動に移すパワーが少し貯まりました。

と言っても、普段の力の3割位・・・やっとの思いで
踏み出した解決の第一歩は、同じ支援員の方を
食事に誘って悩みを聞いてもらうということでした。

この方は、元ベテラン教員で、退職後短い時間の支援の
仕事をしています。その方のアドバイスを簡単にまとめると
「学校側から何も指示がないんだから、
好きにやっていいんじゃない?」
とのことでした。

また学校によって支援の人の仕事は幅が違うとのこと。
学校によって、先生によって、全然違うのだから、
これが正解っていうのは、今のところないんじゃないかとの
ことでした。

その方自身も、元教員だけあって、やろうと思えばいろいろな
ことができるんだけど、あえて出過ぎないようにしているんだそう。
でも、どこまで・・・というのにちょっと悩んでいるんだって。
悩んでいるのは私だけではなかったんですね。

これを機に自分の方針が決まりました。

クラスの母になろう

これです。担任の先生はとても厳しくてまるで昭和の父。
だったら、私は母だよね。やっぱり昭和の。

それ以来、いつも怒られる子がみんなの前で怒られて
涙をぽろぽろこぼしているのをみても、
「頑張れ!必要だったら、後でなぐさめてあげるよ」
と結構冷静に思えるようになりました。

多分他の人から見ても、子どもにとっても、
なんの変化もないように見えると思います。
でも、大違いなんだよ。

ちなみに、家では平成の母です。
もちろん夫は平成の父です。
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