晴れ、ときどき毛玉なり

~時には毛玉も吐くけれど、とりあえずは今日の努めにシペシペするなり~

猫好き夫婦の日常生活あれこれ雑記

映画  ムーンライズ・キングダム

2013-03-03 | レビュー

映画「ムーンライズ・キングダム」を観に行きました。

予告トレイラーの映像に魅かれて観たんですけど、正解でした

アメリカ映画なのに、なんかヨーロッパのように感じるヴィジュアルなんです。

その理由は、パンフを読んで納得。

このウェス・アンダーゾンっていう監督は、フランソワ・トリュフォー監督に

大きな影響を受けているんだとか。

そして、この作品では時代設定を60年代にしたところから、ノーマン・ロックウェルの

描く世界を意識したそうです。

だからなのか、ノーマン・ロックウェルをフレンチ・ティストにしたような

不思議な映像なんですねぇ。

また、パンフ読むまで判らなかったんだけど、このアンダーソン監督って

「ダージリン急行」と同じ監督だったんですね。

私、「ダージリン急行」もヴィジュアルに魅かれて観たんですよね。

生憎、こっちのストーリーは途中で眠たくなったんですけど…

ただ、一度ならず二度もヴィジュアルに魅かれて観たということは、

よっぽど私はこの監督の映像が好みなんでしょうね。

今後、この監督の作品はマークしておこっと

 

さて、この映画のストーリーは、子供同士の駆け落ちです。

この子供カップルが、へんに容姿端麗でないところが良かった

容姿端麗ではない=ブサイクってわけじゃないんですよ

なんかね…、モッサリとしたカンジなんです。

このモッサリ感で、より子供らしく見えるので良かったのかも…。

特に、スージー役のカーラちゃん。

頭が良くこまっしゃくれて、憎まれ口を叩くといった、いかにも大人から見て

可愛げのない少女のスージーに、うってつけの顔立ち!

って、褒め言葉に聞こえないけど一応、褒めてるんです

キャスティングといえば、ブルース・ウィリスが出演してるんですが、これが

いつものマッチョでタフなキャラクターではなく、哀愁漂う中年保安官。

この演技が評論家から高く評価されているんですけど、映画を観てみると

すごく頷けます。

 

一言でいうなら、たいへん愛らしい映画でした。

これはオススメです

 

さて、我が家の愛らしさの大きな塊、せいたん。

彼も、やっぱりにゃんこ。

転がった袋があれば、心くすぐられる様子。

でも、入れるのかチト心配・・・

だったんですが、なんとか潜り込めました。

ちょっとキュークツそうなんですが、本人はいたって満足そうです。

 

良かったね、せいたん

今のうちに、たくさん袋に潜っておくのよ~、今に入れる袋がなくなってくるからね~

 



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