もう、やぁねぇ～、この子ったら・・・。

せいたんは、我が家にお迎えしたばかりの頃から今日までずっと、

コタツに入った私のひざの上で「ふみふみ」するのが大好きです。

「ゴロゴロゴロ…」と、のどを鳴らしながら、せっせと「ふみふみ」し続け、満足したらそのままひざの上で

うたた寝するのが常でした。

 

最近も「ふみふみ」→「ねんね」コースに変わりはないものの、その中にコッ恥ずかしいヴァリエーションが

増えてきました。

それは、のどゴロしながら前あんよで「ふみふみ・・・」、そこに下半身「へこへこ」が加わったのです

実は、この「へこへこ」、ずいぶん前から、やらかしておいでになっていたのですが、最初に見た時は

何をしているのかよく判りませんでした。

「コレ、何してんの？なんか変ちゃう？」と怪訝に感じた私に下男は「全然、変ちゃうやん。後ろあんよも

ふみふみしてるだけやん。」（何じゃ、そりゃ？！）と益々、よく判らなくなるような答えを返していました。

 

それが、身体がでかくなってくるうちに、その妙な仕草が何なのかが判ってきました。

そう・・・紛れもない、「へこへこ」なんですよ、へこたん！

もう今では、鈍感な下男でさえも「へこへこ」だと判るようになりました。

 

もうね、自分のひざの上で「へこへこ」がんばってらっしゃるせいたんを見ていると、

もう、やぁねぇ～…　この子ったらっ　

てな気持ちでいっぱいになります

息子の部屋でエロ本を見つけた時のオカンの気持ちですよ、これは。

 

・・・しかし、ここまではまだマシだったのです。

 

最近、へこたん・・・いや、せいたんは更にパワーアップしてしまったのです。

鼻息も荒くのどゴロしながら、ふみふみ、へこへこ・・・そして、そこに

 

みやぁぁぁ～っ！！

 

感極まっての雄叫びが加わるようになりました・・・

もう、ここまできたら、「やぁねぇ～、この子ったら・・・」なんてレベルじゃないですよ

あんた、止めときっっ！！恥ずかしいやんかっ！！

って、人さまの前で裸踊りをする息子を必死で止めるオカンの気持ちです。

 

そして、つい数日前・・・

へこへこに続き雄叫びをあげるせいたんの背中を、冷静になって！とばかりナデナデしたら

くるっと身を返したせいたんに人差し指をカプッと、アマ噛みされました。

妙に満たされたような嬉しいような表情をして私の指をくわえているせいたんを見ていると、

オカンは、なんだか哀れなものを感じましたよ・・・

 

 

ああ・・・・、情けないコト、このうえなしっっ

 

 

 

 

昔、そのテの欲望というか衝動は、運動で発散させなさい、とか言ってたけど、アレって効くんでしょうか？

 

せいたんも頑張って！発散あるのみよっ！！心頭滅却よ～！！

 

にゃにゃっ？！

 

い、今、通ったのって雌の子（オンナノコ）なんじゃない？！

鍛錬してるオレのコト、見に来てたりしてっ！

（いいえ。近道にウチの庭を通り抜けただけのオスですから！）

 

神様っ！！オレにカノジョを作って下さいっ！！

 

 

もう、春ですねぇ。

もう春ですねぇ～。

暖かくなったと思ったら、また冷え込んできたりして、なんだか紛らわしいんですが、

春ですね

我家のスモモの木にも花が咲きました。

スモモの花によく鳥が集まってくるのですが、その鳥達（御馳走）に熱い視線を注いでいるのが

我家の坊です。

 

こうして庭を夢中になって眺めている大きな後ろ姿を見ていると、やっぱり先代にゃんこ栗蔵を思い出します。

そういえば最近、せいたんのやることが栗蔵に似てきました。

ＰＣプリンターを稼働させると、コーフンして上に乗っかってチョッカイを出したり、私が料理していると

シンク脇の冷蔵庫の上に乗って監督するようになりました。

ま、監督しているというより、自分への御馳走を待ち構えているんですけどね。

魚や肉をまな板に置いた瞬間、猪突猛進してきやがります。

あんたはイノシシか～！

正直、栗蔵よりもせいたんの方が食い意地がはっていてキッチン台から降ろしても降ろしてもトライして

きます。

まったく、いらん不屈精神を発揮しないでほしいものです。

これは一見、前あんよをそろえて“イイコにゃぁにゃ”にして待っているみたいですが、実はまな板に置かれる

食材をガン見しつつ、電子レンジの前で座っていれば、レンジから出される鶏肉を漏らさずゲットできる

という算段の下に、このようにガンバッテらっしゃるんです。

彼は猫知恵で、電子レンジからは無条件に蒸し鶏が出てくるものだと思っている節があります。

うちの電子レンジは加熱完了した時にチンという音ではなく、ぴろりろり～んという平和な音楽が

流れるんですが、その音楽が聞こえると「ぷきゃっ」と嬉しそうな声をあげて、せいたんがレンジの前に

飛び乗ります。

せいたんがいるとレンジの扉が開けられないので、またもや抱っこして降ろさなければならず、本当に

お邪魔にゃんころムシです。

なんか、コレ・・・↑嬉しそうな顔をしてますでしょ。

勝手に期待しちゃってる顔なんです、コレは。

今日は、胸肉をきらしちゃったから、せいたんにおやつ（蒸し鶏）はあげなくても良いかな～、

なんて思っている時に脇でこんな顔をしてお待ちになられていると、

なんとも気まずい思いをします。

 

 

せいたんは、栗蔵以上に食い意地がはっている他、食べる量も多いので肥満になりやすいのかも？！

と、先行きがちょっと心配な今日このごろです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさに、御馳走に目が釘付け状態。

 

 

ゲロリンせいたん

 

最近、ずっと気になっているのが、せいたんがよくゲロリンすること。

動物病院の担当の先生にもお話はしていて、様子を見ている状態なんですが…。

とにかく、よくゲロるんですよ

よくある毛玉じゃなく、毛も混じった未消化のカリカリを。

 

せいたんのゲロリンを記録しているんですけど、これがね、まるまる一週間吐かないで済む時がないんです。

これで食欲が落ちている、元気がないとなると即病院に連れて行くんですが、

ゲロリンするものの、せいたん、めっちゃ元気でね…食欲はあるし、やんちゃに走り回っているし…。

でも、改めて記録を見返していると、やっぱり心配なので、近いうちに担当の先生に相談しよ

 

ちなみに、せいたんがゲロリンする時の予告というか事前通知というか、ヘンな声で鳴くんですよね。

いつもなら、「んん～っ」とか「んん～・・・みゃっ！んん～みゃっ！」（←何故か、コブシがきいている）と、

高い声で鳴くんですがゲロリンする時の鳴き方は、低い声で

「あんわんわんわっ！・・・あんわんわんわ～っ！」

およそ猫とは思えぬ声を出します。

この「あんわんわんわ」が聞こえると、私達は慌ててせいたんを抱っこして、水周りに連行してから

ゲロリンさせるんですが不幸にも、私達が外出中にせいたんがゲロリンする時は、自分で水周りに

行ってくれるわけもなく、何故かいつも下男の座イスかベッドの上にゲロるんです

 

す・・・すいませんっ

 

可哀想な下男・・・ププッ

（可哀想だと思いながらも、つい笑ってしまう私）

 

とりあえず、下男の仕事がすいたら、せいたんを病院に連れていって先生に相談しよぉっと・・・。

 

 

競馬場で遊んで、ピアノジャックのLIVEでウトウト…。

昨日、3月9日（土）は夫婦で競馬観戦・・・というより観賞？

出かけた先は、阪神競馬場。

 

近くに住んでいる割に、私達は今までマトモに行ったことがありませんでした。

だいたい競馬にキョウミが無いんだから、当然といえば当然ですけどね。

でも今回は、初めてにして特別来賓室で観戦することに相成ったわけです。

この来賓室ってね、入るのにドレス・コード（服装基準）ってのがあって、そのへん

競馬は元々、英国上流階級の人達の嗜みだったという歴史をうかがえますよねぇ。

男性はブレザー（ジャケット）、ネクタイ着用（要はスーツですね）、女性もそれに準じます。

　　受付で来賓者扱いのリボンを渡されるので、コレをしっかり洋服につけます。

どうでも良いけど、受付に逢った馬のヌイグルミが可愛かったです

 

いざ、来賓室に入ってみるとこんなカンジ。

なんか、ホテルの待合室みたいでしょ。

写真左手が大きな窓があり、そこからレースを観るんです。

窓から見下ろすと、こんなカンジ。

レースを観ていても、不慣れな私達にはよく判りません。

今回、ご一緒して下さった“みかんパパ”さんが色々と教えて下さるのを聞きながら

下男が馬券を買いに行きます。

 

その馬券の買い方がまた、なんともイイカゲンでして…。

愛息子せいたんの毛色（灰青色）に近い色の馬を見つけては、その馬に賭けていました。

 

ヘタレせいたんに、あやかる段階で当たるわけがありません。

ちゃんと、みかんパパのアドバイスとか聞いているのか、下男？とか思いながらも

私も馬を選ぶ基準は可愛いかどうかなので、そんな夫婦で買う馬券は全てハズレ。

 

そして、私達はせっかく競馬場に来たんだから、もっと近くで馬を見ようとパドックへ。

うわぁ～、お馬さんやぁ～、大きい～、可愛い～

と、競馬初心者というより、見事なまでにオノボリサンの私でした。

 

んで、この時に見たお馬さんは、第５レース初走・デビュー戦の子達でした。

私達夫婦は「ウォーターグッディ」（灰色っぽい毛色と照れながら観客の方を

チラ見してる姿が可愛い♪）と、この「マルブツツヨシ」（なんとなく艶々しててキレイ♪）

で買いました。

このデビュー戦参加馬の中に、「クールミニスター」というコがいてですね、

そのコが落ち着きないわ、低音でいななくわ、荒っぽいわで、私達3人とも

絶対、あのコはダメ！スタートして逆走しそうなカンジがするっ！と言っていたんですよ。

 

それが…

この「クールミニスター」、見事に2位を獲得したんです

私達が応援したウォーターグッディも追い込んで頑張ってましたが、まったく及ばず

やっぱり、レースって判らないもんですねぇ～。

こういうテキストを競馬場で貰ったんで、ちょっと読んでみようかな～。

賭け方とかオッズ表の見方とか、全く判りませんけど、お気に入りの馬を応援するだけでも

楽しめそうですね。

 

競馬場の来賓室に始まって、パドックや売店などをウロウロして、私達夫婦にとっては

まるでアミューズメントパークで遊んでいるような気分でした

 

第６レースまで観て競馬場を後にし、みかんパパさんとも別れて私達夫婦は

大阪までピアノ・ジャックのＬＩＶＥへ。

非常に良いＬＩＶＥだったってのに、競馬観戦の疲れからか、つい途中でウトウト…

でもね、「ピアノ・ジャック大喜利」とかって、観客のリクエストに合わせて即興曲を

演奏したのには感動しました。　ホント、すごい！

 

ＬＩＶＥ終了後は夫婦で梅田の「塚田農場」へ

このお店のメニューって、ハズレが無いんで安心してオーダーできます。

食べた後に、ふと思ったんですが・・・。

昼間あんだけ馬を見て「お馬さん、可愛い～っ」なんて言ってた割に、

この店で馬刺しを食べて「美味しい～っ酒に合うわぁ」と喜んでいる

私は何者なんでしょうか・・・

 

でもね・・・

やっぱりお馬さんって可愛くて美味しいもんなんですよ、きっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画 ムーンライズ・キングダム

映画「ムーンライズ・キングダム」を観に行きました。

予告トレイラーの映像に魅かれて観たんですけど、正解でした

アメリカ映画なのに、なんかヨーロッパのように感じるヴィジュアルなんです。

その理由は、パンフを読んで納得。

このウェス・アンダーゾンっていう監督は、フランソワ・トリュフォー監督に

大きな影響を受けているんだとか。

そして、この作品では時代設定を60年代にしたところから、ノーマン・ロックウェルの

描く世界を意識したそうです。

だからなのか、ノーマン・ロックウェルをフレンチ・ティストにしたような

不思議な映像なんですねぇ。

また、パンフ読むまで判らなかったんだけど、このアンダーソン監督って

「ダージリン急行」と同じ監督だったんですね。

私、「ダージリン急行」もヴィジュアルに魅かれて観たんですよね。

生憎、こっちのストーリーは途中で眠たくなったんですけど…

ただ、一度ならず二度もヴィジュアルに魅かれて観たということは、

よっぽど私はこの監督の映像が好みなんでしょうね。

今後、この監督の作品はマークしておこっと

 

さて、この映画のストーリーは、子供同士の駆け落ちです。

この子供カップルが、へんに容姿端麗でないところが良かった

容姿端麗ではない＝ブサイクってわけじゃないんですよ

なんかね…、モッサリとしたカンジなんです。

このモッサリ感で、より子供らしく見えるので良かったのかも…。

特に、スージー役のカーラちゃん。

頭が良くこまっしゃくれて、憎まれ口を叩くといった、いかにも大人から見て

可愛げのない少女のスージーに、うってつけの顔立ち！

って、褒め言葉に聞こえないけど一応、褒めてるんです

キャスティングといえば、ブルース・ウィリスが出演してるんですが、これが

いつものマッチョでタフなキャラクターではなく、哀愁漂う中年保安官。

この演技が評論家から高く評価されているんですけど、映画を観てみると

すごく頷けます。

 

一言でいうなら、たいへん愛らしい映画でした。

これはオススメです

 

さて、我が家の愛らしさの大きな塊、せいたん。

彼も、やっぱりにゃんこ。

転がった袋があれば、心くすぐられる様子。

でも、入れるのかチト心配・・・

だったんですが、なんとか潜り込めました。

ちょっとキュークツそうなんですが、本人はいたって満足そうです。

 

良かったね、せいたん

今のうちに、たくさん袋に潜っておくのよ～、今に入れる袋がなくなってくるからね～