かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

元気学講座

2013年02月09日 | KIMONO
「中年からの元気学講座」と名づけられた集まりで、がんの予防について講話。
ちょっと迷ったけれど、着物で行った。

久米島紬に濃紺ベースのちりめん染め帯。
帯揚げと帯締めは退紅色。

聴講者は中年というより壮年の方々ばかりが約50名。この年代の人たちは一番健康に関心があって皆熱心だ。
町の担当者によれば、10年以上続いている人気の講座で、毎年希望者が絶えないという。
数年前にも呼ばれて、タバコの話をしたのを公民館の近くまで行ってから思い出した。


冷たい風がビュービュー吹いていたけれど、晴れていて公民館の集会室は明るかったし(スライドショーの映りは悪かったけど)、着物のおかげか、オジサマ、オバサマたちのウケはよく、終始和やかな雰囲気のなか、楽しく講話できた。


「がんを防ぐための12カ条」というのがあるが、様々な疫学的研究の結果、新バージョンに改定されていたのを、恥ずかしながら今回の講話の準備をするまで知らなかった。

新12カ条では「タバコを吸わないこと」が第一条に掲げられ、第二条には旧バージョンにはなかった受動喫煙防止が加えられた。

塩分過剰摂取は胃がんのリスクになるが、これに関しても、1日の塩分制限量がかなり少なく改訂された。女性の場合は1日あたり7.5グラム以内!

大腸がん予防のためには、1日小鉢5皿程度の野菜と一皿の果物摂取が好ましい。

帰りに寄ったスーパーのカゴの中は緑色♪
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