かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

内なる縁

2024年02月09日 | 今日こんなことが
カルテの看護記録を読んでいて、気になった言葉があった。

「内縁の夫」

昔から気になっていたワード「内縁」。

勝手だけれど、なんだかちょっと、暗くて陰湿なイメージ。

記録を更に見てみると、ナースによっては、「パートナーさん」という書き方をしている人もいる。

法律上、婚姻届けを出していないけれど、両者が夫婦の意識をもって共同生活をしている場合を、内縁というらしい。
つまり、事実婚関係ということか。

けれど、別々に住んでいる場合はどうなるんだろう?

法律的婚姻関係にあって、単身赴任とか、親の介護の都合上とか、子供の通学のためとか、他にも色々な理由で夫婦が別々に住んでいるケースはある。

事実婚であっても、365日同居していないケースだって、あるよね。

とにかく、「内縁」というのは、個人的にはあんまり使いたくないワードのひとつだなあ。

家族も多様化している時代だから、呼び方を再考したほうがいい気がするなあと思うことが増えた。


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