昨今は、めずらしい種類の多肉植物が一部のマニアに受けているらしい。
多肉植物専門店も増えているようだ。
大学生のときに、初めてボーイフレンドからもらったプレゼントは、小さなガラスの容器に植えられた多肉植物だった。
昔、おばあちゃんが育てていたサボテンを株分けしてもらって育ててみたこともある。
コロナ禍を機に、ベランダガーデニングを楽しむようになったが、欧州へ出かけている留守中に枯れてさせてしまうのがストレスに感じるので、水やりが少なくてすむ植物を室内で育てるようにしていこうと思うようになった。
Eもクラインガルテンを売ってしまった。
植物は玄関先に数鉢の植物が置いてあるだけで、室内には皆無。
あまりにも殺風景なので、室内にグリーンが欲しくなり、玄関外に置いてある鉢を室内に移動してはどうかと提案すると、渋い顔。
「虫がいるかもしれないし、(鉢を整然と並べているのは)隣人が変なものを置かないようにしているためでもあるからね」
ということで、新たに室内に置くための植物を見つけに、DIY店に出かけた。
彼もまた、来日することが多くなったので、乾燥に強い植物というのが第一条件であり、結局サボテンを選択。
買ったときについていた蕾が先ごろ花が咲いたと、写真を送ってきてくれた。
なんと可愛らしい黄色い花。
黄色は私のラッキーカラーである。
すると数日後「また買っちゃったよ」
「え?また買ったの?」

私が選ぶのは、「毛」のない多肉植物か、スッキリ太めのトゲのサボテンだけれども、彼はこういう細かいトゲのものが好みらしい。
「もうひとつは君が好きな怒りんぼの女の子みたいなやつ」
怒りんぼの女の子??
ああ、ミイね!
たしかに(笑)
