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ギターが心に染みる-ソルの小品を聴く

2008年05月14日 | 今日聴いたCD
ソル(1778-1839)のギター曲は最近知った。チェロの次に好きな楽器がギターな割りにはギターのCDを多く持っていないし,あまり聴かない。しかし,ソルのギター作品は短いながらも曲想に富み,あたかも短詩のような美しい曲ばかりで,すっと曲の中に入って行ける。なかなか洒落た作品ばかりだ。旋律も和声も日本的なものと対極的だ。どうしてこんなにも多種多様な作品が書けたのかと驚かされもする。

雑事で忙しいとき,ソルの作品を聴くとふっと安らかな気持ちになる(おっと,永眠には早い(笑))。こういう作品を積極的に録音してくれるナクソスというのは確かによい仕事をしていると思う。騙されたと思ってソルのCDを集めてみようか。

■Fernando Sor: Six bagatelles, "Mes Ennuis" op.43, 24 Pieces progressives, op.44, Six Pieces, "Voyons si c'est ca" op.45. Jason Vieaux (guitar), (Complete guitar music, vol.10), recorded in 1996, Naxos, 8.553986

ところで,まったく違う話題ですが,CDのケースの本当の開け方ってご存知でした?


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