みなさん、こんにちは。子供の頃はお漬け物って嫌いだったけど、最近美味しさがわかるように
なりました。 さて、お漬け物のことを、懐石料理などで”香の物”と
呼ぶのはなぜでしょう。
香の物・・・ってちょっと上品で可愛らしい呼び方ですが、もとは平安時代の
貴族の遊びに由来しています。 当時、貴族の間では、お香を焚いて、その香りの
名前をあてる遊びが流行っていました。 その途中に、疲れた鼻を休めるために
使われたのが、このお漬け物。
当時のお漬け物は、今のお漬け物に比べて匂いが強く、食べると鼻に残った
匂いの記憶を消し、嗅覚をリフレッシュすることが出来ました。
この香遊びで使われた為に、”香の物”と呼ばれるようになったそうです。
