



エジプトは、ナイル川の岸辺のごく一部を残して、乾燥しきった国土をもつ国です。
しかし、かつてこの土地には、世界で最も豊かな農業国家が栄えていました。
巨大なピラミッドを作る力があることからも豊かな国であった事が伺えます。
この富を顕示しようとしたのがピラミッド建設

しかし、このピラミッド建設が緑豊かな国土をカラカラの乾燥地に
変えてしまったのです。皮肉な話ですね・・・。




確かにピラミッドそのものには木はそれほど使われていませんが、
例えば、石を運搬する時にも木材をテコにして使用していましたし、
斜面を築くときの土台、石を切り出すときの楔(くさび)なども木材を使用しました。
くさび(楔)とは、堅い木材や金属で作られたV字形または三角形の道具。
一端を厚く、もう一端に向かってだんだん薄くなるように作られている。
物を割ったり、物と物とが離れないように圧迫するために、隙間に打ち込まれる。



ピラミッドの大きさは、クフ王 高さ137m、カーフラー王 高さ143m、
メンカウラー王 高さ66m、スフィンクス長さ57m、高さ20m。



まず、

冷やしてひびを入れて切り出すいうもの。冷凍庫で作った氷をお湯
にかけるとひびが入る、あれと同じ原理です

もうひとつは温度差を利用したもので、こちらは昼と夜で激しく気温が違う
事を利用しています。

岩が割れる。そこに木の楔を打ち込んで、ふたたび水をかける。
すると木が膨らんで岩が割れるのです。ここでも大量の木が使われます


枯渇してしまいました。森林がなくなると、雨が降っても地中に水分を
溜め込むことができなくなり、急速に大地は乾燥






われらは60年でこれを完成した。
破壊は建設より易き技ではあるが、後の時代の誰かがこれらを破壊するには
600年を要するだろう。
われらは建設完了ののちピラミッドを錦で覆った。
誰かわれらと同等になろうとするならば、ピラミッドを筵で覆ってみるがよい。


※ ピラミッドに刻まれた文字は解読出来ないものが多く、今では外装石も
ほとんど剥ぎ取られてしまっているので、ピラミッドの表面に本当に
こんな文字が書かれていたかどうか、今となっては不明です。


古代エジプトで最初に建造されたピラミッドは、いまから4650年程前に
遡ります。 最も有名なものが、「ギザ」のピラミッド群。
古代歴史家は、大ピラミッドは「クフ王」の『墓』であると述べていますが、
ピラミッドからは遺体は出ていません。

近年、ピラミッドは


エジプトではナイル川が氾濫する7月から11月には農民は農作業が出来ません。そこで王は食料を与え、ピラミッドを造らせたのではないか?という説もあります。
今もなお史上最大級の謎の建物なのです。




そうなんです・・・。
スフィンクスの視野の先にはケンタッキーフライドチキンの
建物が見えるんです。歴史に浸ろうとしても現実に引き戻されちゃう。








