瑞原唯子のひとりごと

進撃の巨人(32)


進撃の巨人(32) 通常版 (2020/09/09)。ジャンは訓練兵のときから変わってないね。憲兵になっていい暮らしをすると言っていたのに、結局、調査兵団に入って。いまも知らないふりができなくてハンジに協力してしまって。しかし、想像上の妻がどことなくミカサっぽいのは気のせいか(笑)。

マーレやらエルディアやら主語を大きくして話すとたいてい碌なことにならない。あえて言うならどちらも加害者でどちらも被害者なんだと思う。どちらかだけが正しいということはない。まず互いにそれを認めなければ話にならない。けれど個々人でいうならみんな被害者という意識が大きいから難しいよね。仲間が死んで、家族が死んで、自分もひどい目に遭って…それをすべて敵が悪いんだと思考停止して。敵を悪魔だと決めつけて。ガビは誰よりもそういう意識が強かったように思うけど、いまは誰よりも素直に受け止めているのかもしれない。

人を助けるために人を殺さなければならないのはつらい。でも躊躇すればこちらが殺されてしまう。もうとっくに話し合いでどうにかなる段階ではないんだよね。エレンもいまさら説得なんかできないよね。憎しみの連鎖を断ち切りたいという気持ちはわかるんだよ。確かにそうするには皆殺し以外にないのかもなぁ。エレンにそのつもりがあるのか知らないけど、まるで神の粛正みたいな? 地鳴らしの進撃の巨人がまるで使徒のように見えてしまった。

アッカーマン特有の疾患や習性はなかったんだ。ミカサはただただ本当にエレンのことが好きなだけ。それをわかっててミカサにあんな嘘をついたのは、自分があと四年しか生きられないから? 自分が地鳴らしをする覚悟を決めていたから?

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