唐突ですが、僕は、10日程前に近くのスポーツジムへ一ヶ月間の会員登録をしました。
…なんて事を言いますと、‘優雅だなぁ~’…なんて声が聞こえて来そうなのですが、これには、切実な理由があるのです。
…これまで数回に渡って、‘水不足とそれに伴う電力不足’の御話をさせて頂き、前回の関連記事では、‘何とか快方に向かいつつある’…なんて言い方をしましたが、実を言うと、事態は悪化しておりまして...
先週のあたりなどは、3日間程、ほぼ完全に水道の流れが止まってしまい、溜め水を使うにも限界があって、シャワーも使えず、汗を掻いて不快な状態で床に就かざるを得なかった事が2日程ありました。
…で、結論として、この先1ケ月ほど、乾季が終わって雨季が来るまでは、家族7人+研修生(ひでぶー君)が最低限の生活を送る為に必要な水がウチでは確保する事が出来ないだろうと仮定し、可能な人は出来るだけ外で水を使うしかないのかな(要は、‘口減らし’と同じ発想)…とした時に、前出のジムが1ヶ月間1,800ペソで、朝は9時から夜は11時まで、ジムの施設は勿論、シャワーもサウナも使いたい放題という情報が入り、僕は、即時に、‘入会’を決意したのです。(実は、ひでぶー君も同時に入会しています)
…普通は、フィットネスクラブとか、ジムとかと言えば、‘エクササイズの場所’として、健康増進の為に入会するのでしょうが、上記のような書き回しで、既に皆さんお気付きの事と思いますが、僕の最大の動機は、‘シャワーとサウナが使いたい放題’…と言うところにありました。
…従って、雨季が始まり、水不足が解消すれば、学校が始まって、仕事がまた忙しくなる事も相俟って、自動的に退会するのかな…と思いつつ、始めたのです。
…が、しかし、ここ何年も、水シャワー(…というか、桶で水を被って体を洗う)だけの生活を送り、しかも、最近では、それすらも難しい状況になっていたところへ、毎日、熱いお湯がタップリ出るシャワーを浴びて、サウナまで使えるような生活を最近、送っている事で、何だか辞めるのが惜しくなって来ました。(苦笑)
…日本の皆さんが、毎日熱いシャワーを浴びたり、風呂に浸かったりする事は、日本国内のスタンダードでは、寧ろ、当たり前とも捉えられるところなのでしょうが、実は、そうした事は、世界の平均から見れば、当たり前の事なんてトンでもなくて、すごく贅沢で快適な事なんだと、僕は身に染みて感じるのですね。
…そして、付属的なモノとして捉えていたエクササイズの方も、昨年末のデング熱罹病以来、体重が減って、食性も変わって来た事から、更に減量が進み、体を動かす事が楽になって来て、最近では、ちょっと前の記事に書きましたように、フルーツスタンドまでの買い物を往復歩きで済ませるようにしていた事で、知らず知らずの内に基礎体力が向上したようで、運動する事が楽しく、今、体が凄く楽になって来ていますので、そちらの方も、何とか時間をやり繰りして維持出来ないかと模索しております。
…なんだか、ダイエットの報告をしているかのようになって来ましたが、実は11月末から今月半ばまでの間に18kg の減量になっており、ジムへ通い始めてから、実は体重は1kgも減っていないのですが、脂肪が筋肉に置き換わって来たようで、丁度、一ヶ月前に購入した短パンが、ブカブカになって、ベルトも穴が足りなくなったので、10cm程、切り詰めました。
デング熱にかかる前、つまり、半年ほど前は、本当に体調が悪くて、‘成人病一直線’のような感じがあったのですが、振り返って見れば、そこが一種のどん底、がけっぷちで、そこからV字にコンディションがよくなって来ている感じがして、何だか、あのデング熱は、フィリピン人流の言い方をしますと、‘神様からの贈り物’であったようにすら思えます。
また、今、肉食は、ほぼ完全に止めて、外食を除いて、玄米菜食+魚介の食生活を、ここ3ヶ月ほど送っていますが、驚いた事には、ここ暫く、蚊に全く刺されなくなりました。(笑)
実は、ウチの女房も、当然の事ながら、僕とほぼ同じ食生活を送っていますが、彼女も、他の家人が(…彼らは、肉食を止めるなんて考えもつかない人たちですので...苦笑)蚊に刺されて大騒ぎしている場に身をおいていても、彼女は、全く刺されない状態を不思議がっております。
…こうした状態になって来ると、‘蚊に刺されない=デング熱から解放された’と言う事になり、本当に凄い事だなあって、思えます。(笑)
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シャワーといえば水圧が低いのでバケツでザーっと
かぶっています。パンソ-ルは降ればどしゃぶり、
天然の50度ほどの温水がありました。
ここは蚊がいないと思ったのですがやはりいるのですね。魚介類が安くて美味いので肉が遠ざかっています。蚊の襲来がないのを単純に喜べない?ジムとは空港の近くですか。
どうでしょうもお一度お願いしては、さらに痩せてぐっとハンサムになるかも、、、
でも棺桶の中って事もあり得るな~~
やっぱり神様からの贈り物は2度で結構ですか
デングでダイエットツアーってのも面白そうですね、研修生だった女性の方は神様からの
贈り物で痩せたんですか?
毒舌失礼しました
…そうですね。僕は去年に11月にデングに罹って、1週間ほど、まともにモノが食べられない状態に陥り、その後、回復してからも、肉類を食べる気がしないし、食べると調子が悪くなるので、だんだんと遠ざかる内に、あまり蚊にさされない事に気が付いたのですが、ここ数ヶ月、玄米菜食に魚介を添える程度に食事を切り替えてからは、蚊の不快な羽音や、イライラする痒みに悩まされる事は一切、無くなりました。
ジムの件…僕はマクタンではなく、セブ市内の中心に住んでおりまして、rvpansolさんのお宅からはかなり遠いところです。
僕が今、通っているのは、アヤラの脇のマリオットホテルのジムです。
…そうですね。ちょっと説明不足だったのですが、デング熱に罹った事は、寧ろキッカケで、その後、食生活を含む生活のスタイルが変わった事で、大幅な減量になりつつあります。
実際のところ、デングでの減量は8kg程度、その後、半年をかけて追加10kgの減量、合計で18kgってところです。
僕は何時も思うのですが、何かが変わるキッカケというのは、多分、高次元意志(神)の贈り物であり、それに乗るか乗らないかは、我々の選択であり、素養の程度なんでしょうね。
ちなみに研修生KAYOKOさんは、デング熱後、ちょっと痩せたのは間違いないですが、その後、リバウンドして、元に戻すのが大変だったと聞いています。
…この前のメールでは、何故、彼女が居る内に、ウチの食事を玄米菜食に切り替えてくれなかったのか?…と聞かれました。(苦笑)
今も痒い思いを毎日しています
そうですね。フィリピン人と日本人との間にも、そうした傾向があって、通常、一緒に居た場合、何時も蚊にやられるのは日本人の方で、これは、代謝の問題で、どっちがより多く、二酸化炭素を発しているかと言うことのようです。
ベジタリアン(最近は何だかヴィガンと言っているケースが多いですが...)も、聞いた範囲では、どうやら、蚊に刺され辛い傾向にあるようですよ。
また、僕はヴィガンではないが、日常の食事の中で、他に白砂糖(清涼飲料水含)、化学調味料、その他食品添加物は極力避けております。