セブ島移住者の本音トークⅡ

セブ島でNGO活動に従事する管理人が、フィリピン人家族との奇妙な生活や、現地での国際交流について語ります。

悪運??

2011-10-14 | Weblog

最近、タクシー運(?)が良くない僕であります。

実は、さっき、ウチへ帰って来たばかりなのですが、今日は、メプサでの勤務があり、その帰り道に、ちょっと用事があって、SMシティに寄ったのです。

そしたら、嫁に、野菜他の生鮮品を、ついでに買ってきて欲しいと言われ、帰りに、タクシーに乗ったんですが、もう、見るからに、‘怪しい車’でして...(苦笑)

最初、?!…と、なったのは、余り、馴染みの無い車に、日本のT車のエンブレムが付いていた事で、しかも、見るからに、ポ〇コツでした。

どうやら、乗ってみて分かったのは、ベースは、K国産の車でしたが、カナリ、あちこち、ガタが来ていて、ボディなども手直しが入っており、ついで(?)に日本のT車のエンブレムをくっ付けたようでした...

恐らく、日本国内では、ほぼ馴染みの無い、K国産の車ですが、ここ、セブでは、最近、その値ごろ感からか、カナリ一杯、走っております。

しかし、やはり、言える事には、最新のモデルは別としても、(今後の経年使用の結果、どのようになって行くかは分かりませんが)K国の車は、特にタクシーのような、酷使される環境に置かれた場合、年式が2000年当時のモノは、見る影も無く、ボロボロになっており、やはり、耐久性とか品質において、日本の車は全然上だと言う印象です。

まあ、そんな訳で、今日は、偶々、その手合いの車に‘当たってしまった’のですが、もう、乗る時から、‘いやな予感’がありました。

…で、何が起こったのかと言いますと、SMから、ウォーターフロントホテル・ラホグへと真っ直ぐに抜ける大通り、最近、この道の夕方のラッシュ時の渋滞は、本当に深刻なのですが、その渋滞の真っ只中、止まってしまいました...(苦笑)

…また、悪い事に、片側二車線(分離帯有)の右側通行の左車線(左側通行の日本で言えば、右車線)で、‘それ’は、起こり、止まった車を路肩に寄せるのに、片側の後続車全てに影響を与え、元々の渋滞を更に深刻化させました...

また、驚いたのは、その運転手殿のエンジンが始動しない車の動かし方で、彼が前、僕が後ろに乗ったまま、ギアをローに入れて、クラッチを繋いだまんま、セルを‘ギュンギュン’回して、車を動かしていた事でした...(そんな事したら、多分、‘いらんとこ’まで、壊しそうな感じがして、こっちは、ヒヤヒヤして見ていたのですが、とうの運転手殿は何処吹く風でありました...)

…で、偶々、そこに道路に面した車置き場があった事から、彼は、車を歩道に乗り上げ、僕には、

 『旦那、悪いけどさ、ここで降りて別の車探してくれよ...』

…って、言ったっきり、後は、問題の車のボンネットを開けて、ゴチャゴチャ、やり始め、こっちは、完全に無視されてしまいました...

...こんな時、料金は一切払わない(と言うか、請求しない)のが、セブの掟(?)ですから、まあ、良いんですが、土台、帰宅ラッシュ、渋滞の真っ只中で、他のタクシーを拾えってのが、不可能なんですよね。ホント...





…で、15分程、そこで立ち往生する羽目になったのですが、今日は、メプサでの勤務の帰りで、オフィスワークを前提として、長袖、長ズボンのイデタチに、PCを抱え、生鮮品も両手にぶら下げ、夕刻で日が当たらない状態でも、この常夏の気候の中、暑くて、そして、通り過ぎるタクシーは、全て、お客を乗せており、最後の手段のジプニーですら、満席で乗る事が出来ず、流石の僕も、終いには、プチ切れ状態になりました...

そこへ、また、目の前で、清涼飲料の配達車が、故障で、止まって、道を塞ぎ、問題のタクシーと同じ場所目掛けて、交通整理の警官と、その配達車の配達員が、ウンショ、ウンショと‘問題の車’を押して、入って来ました...(何とまあ、そこは、‘車の墓場’かとも思いました...苦笑)

…が、そこに、お客一人しか乗っていない、マルチキャブ(小型ジプニー)が通りかかり、目の前で、渋滞につかまったので、“これしかない!”…と、乗り込んだ僕でありました...

そして、暗い車内ではありましたが、乗っていたのは、ちょっと品の良い、キレイなオネエさまで、(…と、言って、別段、何にもある訳じゃないですが...)しかも、何故か、別の乗降客がいなかった、僕の乗った、マルチキャブは、その後、バニラドの大通りとの交差点を越えて、渋滞が解消されたので、ビュンビュン走り出し、僕が、問題の場所(車の墓場?)で、乗れなかったジプニー2台が、一々、路肩側に拠って、乗客を降ろして、(…と、言っても、専用のバス停みたいなモノがある訳じゃないので、右側通行の右車線へ寄るだけ…これも、後続車の流れを悪くし、渋滞の元になっているのが実情です)左車線に戻るのに手間取っていたせいで、それらに追いつき、追い越し、非常に快適に、終点のJYまで走ってくれました。(笑)

…で、そこで、ハバル・ハバルと呼ばれるバイク便を掴まえて、ニケツして、ウチまで帰ったのですが、結果として、掛かった料金はタクシーの3分の1、しかも、時間も、立ち往生した15分をロスしただけで済んでしまいました...

また、この時期、突然の夕立がある事も常に覚悟の中、天候自体は全然、問題なくて、まあ、最終的に、僕は、悪運だけは強いのかな…と言うところでした...

まあ、しかし、こうした事が、セブ市内の交通の実態で、数多くの整備不良車が、何処で止まるか分からず、しかも、それが、自然渋滞の中で起こったりする事も日常茶飯事なので、本当に‘時間が読めない’んですよね。

その辺り、やはり、日本の交通事情ってのは、あらゆるところでメンテナンスがキチンと出来ていて、異次元のレベルにあるのだと再確認した次第です。


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