ABU AMBASSADEUR 5000 A

ABU AMBASSADEUR 5000 A



赤いアンバサダーです。波型です。４ツネジです。
アブに詳しい方は、サイモン下村さんを筆頭にたくさんいらっしゃいますが、私はあまり詳しくありませんのでこの個体について言えるのはこれぐらいです。
ただ、オールドアブの中で、この時期のが一番大好きです。
これは、中古でインターネットで購入しました。
そちらのショップが大変詳しく丁寧なところで安心して購入しました。



当然ベアリングははいっていません。
ブロンズブッシングのころころした感じがする独特の投げ心地が最高です。
軽量ルアーも投げれないことはないですが、やはり大きめのトップウォータープラグを放ってるのが一番気持ちいいですね。
繰り返しになりますが、ころころ感が本当に気持ちが良いです。（くどいですね）



この頃のアンバサダーを一番気にいっている理由は、このハンドルナットにoil oilと刻印してあるところです。
このナットはサイモン下村さんの本によると、1966年前後の1,2年ぐらいしか採用されていないそうです。
また、5000Ｃがリリースされた時、いわゆる４ツネジモデルはこのoil oilのナットが採用されています。
私の生まれが1966年生まれで、バースデーイヤーに製造されたっぽいというところで、個人的にこのハンドルナットが採用されているころのモデルが大好きです。



実際の使用感ですが、キャスト感は最高です。ハンドルはショートハンドルですし、ギヤ比も低いのでリーリングは結構忙しいです。
ドラグ性能は、もうゆるゆるで50㎝クラスのバスを1回このリールでやりとりをしたのですが、しっかりドラグを締めてもラインがカリカリと出ていってしまいなかなか寄せれずに大変だったことを覚えています。
結局目の前で3回くらいジャンプされてばらしてしまい、50㎝あったかどうかわかりませんでしたが、やりとりそのものはスリリングで大変面白かったですよ。

いろいろ書きましたがやはり赤いアンバサダーは最高ですね。