Abu Garcia abumatic 275

Abu Garcia abumatic 275



数年前のアブのスピンキャストです。
日本では、あまり使っている人はいないようですね。私もスピンキャストは子供用のリールとしてとらえていました。
それで嫁用に3千数百円で購入したものですが、実際手にとってみるとこれがなかなか使い勝手が良かったのです。
クラッチボタンをまず押すと、カチンと心地よい押し心地で、キャストは何も考えずに出来てしまう手軽さはちょっとしたカルチャーショックだったですね。



個人的にはロッドは5フィート6インチまでの短めで、ＭＬぐらいのレギュラーかファーストテーパーが使いやすいのではないかと思います。
よくスピンキャストは巻く力がないと言われますが、確かに弱いですね。ただ、実際魚が釣れるとそこが楽しいですね。
このモデルは写真でもわかるとおり、ハンドルが左右どちらにも付け替えることができます。
ただ、残念なのはハンドルをつけてない方はでっぱりがかなりあり、パーミングがしづらいですね。



スピンキャストはノントラブルと思われがちですが、結構カップの中のラインがぐちゃぐちゃになることがあります。
テンションをかけずに投げては巻いてを繰り返していると、変なところにラインが入っていってしまい、分解しないとどうしようもなくなるケースが発生します。
それでいつも使うときは、必ずマイナスドライバーを持参するようにしています。
この手のリールは、外国のメーカーのアブやジョンソン、フルーガーなどたくさん作られていますが、ダイワさんやシマノさんはまったく力を入れてないみたいですね。
川幅の狭い渓流などでは、スピニングよりも手返しがよく効果的のような気がするのですが・・・