2009.5.24(日)18:00 FLOTE
たとえば。芝居途中携帯電話でタクシーを呼び、それに乗って役者たちが去って、休憩になる。たとえば。劇中「(本を)読むのをやめろ」と叫ぶと、照明が落ちて芝居が中断する(この劇中の「読書」とこの現実中の「観劇」は等価だと示す演出)。
場所は安治川トンネルすぐの元倉庫。シャッターを上げたまま芝居を始め、前の道路を舞台に取り込む。倉庫の一隅にある荷物用エ . . . 本文を読む
2009.5.17(日)15:00 スペースYMO
十三にある元ジュース工場だったというスペースでの公演。
川島むーは、これまでにも『セロ弾きのゴーシュ』などの朗読をしているが、今回のテーマは「恋愛」だという。賢治の作品に恋愛ものってあったっけ、と思う(不明でした)。
前半では、詩、短詩を解説ふうの語りをまじえて読む。
入院中世話をしてくれた看護婦さんとの結婚を(彼女の承諾なく)宣言 . . . 本文を読む
2009.5.16(土)19:30 ウイングフィールド
あみゅーずは変わらない。
毎年同じように優しく幸せな気分になる芝居を同じ時期に公演する。流れ、移り変わっていく時間の中で、変わらないでいることは簡単なようでたいへんなことだ。
オープニング、恒例の曲にあわせて出演者たちがポーズをとる。小粋、という最近めっきり聞かなくなった言葉が思い浮かぶ。
今回はホテルを舞台にした三つの話をコミ . . . 本文を読む